概要
J.K.ローリングが5篇のおとぎ話を収めた『The Tales of Beedle the Bard(吟遊詩人ビードルの物語)』の存在を明らかにしたのは、2007年12月のこと。著者自身がイラストを描き、銀の装飾がされ、ムーストーンがちりばめられた特別な本だ。幸運にもAmazonはオリジナルコピーのうちの1冊を手に入れることができ、この 見事な工芸品のような本の写真と書評を伝える名誉を得た。そしてJ.K.ローリングは今、『The Tales of Beedle the Bard(吟遊詩人ビードルの物語)』の新版を発売することによって、世界中にいる『ハリー・ポッター』の数多くのファンをお祝い気分にさせようとしている(発売は2008年12月4日)。
『The Tales of Beedle the Bard(吟遊詩人の物語)』UK版
J.K.ローリングが5篇のおとぎ話を収めた『The Tales of Beedle the Bard(吟遊詩人ビードルの物語)』の存在を明らかにしたのは、2007年12月のこと。著者自身がイラストを描き、銀の装飾がされ、ムーストーンがちりばめられた特別な本だ。幸運にもAmazonはオリジナルコピーのうちの1冊を手に入れることができ、この 見事な工芸品のような本の写真と書評を伝える名誉を得た。そしてJ.K.ローリングは今、『The Tales of Beedle the Bard(吟遊詩人ビードルの物語)』の新版を発売することによって、世界中にいる『ハリー・ポッター』の数多くのファンをお祝い気分にさせようとしている(発売は2008年12月4日)。 愛読者にはおなじみのローリングのウィットと想像力、イソップ童話の英知に満ち、ときおりにグリム童話のダークな面を見せる5つのおとぎ話は、どれもが子どもや親たちにふさわしい教訓をもたらしてくれる。信頼に基づく友情から生まれる力、愛がもつあがないの力、そして私たち誰もが心にひめている本物の魔法だ。ローリングの新しい序文には著者もこれらの話から教訓を得たと書かれ、ビードルの物語の登場人物は「ぐずぐずしていたり、なくした片方の靴を誰かが返してくれるのを待つのではなくて、自分から物事に向かう」者であり、「魔法は解決と同じように問題をもたらす。現在でもなお、ビードルの物語は親たちが小さい息子や娘に人生の現実を教えるときに役立つだろう」と説明している。
とはいえ、この新版の本当に貴重なところは、魔法使いの立場からこれら5つの物語にユニークな視点を与えるアルバス・パーシバル・ウルフリック・ブライアン・ダンブルドア教授による役立つ幅広い解説だ(脚注もいっぱいある!)。尊敬すべき魔法使いのビードルの物語についての考察は、「ホグワーツ魔法魔術学校の記録保管所に残されたダンブルドアの遺書のたくさんの紙の間から」発見されたとされ、現代の読者に16世紀のマグル世界の状況を伝えてくれる。また、「マグルに兄弟愛を説くビードルは、時代にそぐわなかった」とも認めている。なぜなら、当時は魔法使いや魔女が迫害された時代で、最終的に彼らは身を隠さなければならなかったからだ。実際、魔法使いの家庭で何度も繰り返されるマグルたちのひどい仕打ちの話に、ショックを受ける人は多いだろう。
ダンブルドア教授は興味深い歴史的背景も教えてくれる。魔法の杖の歴史やその探求、闇の魔術やそれを行う者への短い論評、検閲との戦いについてなど、とっておきの話が含まれている。検閲では結局、「ベアトリクス・ブロクサムのような者」が出てきて、物語から「彼女が不快だと感じたダークな要素の多く」を削除して、物語の意味をマグルの聞き手向けに永遠に変えてしまったという。さらにダンブルドアは、この物語と彼との個人的関係に触れ、「私たち(魔法使い)の多くが魔法で死者をよみがえらすことができないのを知った」のは『ぺちゃくちゃウサちゃんとぺちゃくちゃ切り株』によってだと語っている。
『ハリー・ポッター』シリーズに加わったこの賢くて楽しい『The Tales of Beedle the Bard(吟遊詩人ビードルの物語)』は、ファンが望んでやまないもののすべて。マグル、魔法使いや魔女、若者や成人の本棚に欠かせない1冊だ。
| 『The Tales of Beedle the Bard』の純収益は、2005年にJ.K.ローリングとエマ・ニコルソン欧州議会議員が共同設立した弱い立場にある子供の生活の向上を目的とする慈善団体チルドレンズ・ハイレベル・グループの支援にあてられる(チルドレンズ・ハイレベル・グループはイングランドとウェールズで登録された団体で、登録番号は1112575)。 |
Amazon限定版について
J.K.ローリングの手書きの序文、10枚のイラストが加えられ、ガラスのジェムストーンなどで飾られているThe Tales of Beedle the Bard Amazon限定版 をAmazonだけが特別にお届けする。
UK版の詳細
• オリジナルの『The Tales of Beedle the Bard(吟遊詩人ビードルの物語)』の5つの物語
• J.K.ローリングによる新たな序文
• 手作りのオリジナル本から複製されたイラスト
• アルバス・ダンブルドア教授の解説
『The Tales of Beedle the Bard(吟遊詩人ビードルの物語)』 レビュー
以下はオークションで落札したオリジナルの『The Tales of Beedle the Bard(吟遊詩人ビードルの物語)』のレビューです。 :
J.K.ローリングの『The Tales of Beedle the Bard(吟遊詩人ビードルの物語)』を目にし、手に取り、読む経験をどう表現していいのかわからない。なので、ここはひとつ、「ワオ!」という言葉で始めたい。この本の存在そのものが、魔法のようなもの(小説から生み出された工芸品だ)。この世に7冊しかなくて、どのお話も未発表のもので、しかもJ・K・ローリング自身が手書きして、イラストまで加えているのだから(最初の数ページを見たたけで、彼女に絵の才能もあるのがわかる)。
ローリングの筆跡は、大好きな親戚のおばさんの見慣れた走り書きのよう。読みにくくはないけれど、注意して文字を追う必要がありそうだ。だから、ゆっくりと時間をかけて、次にくる文字にひめられたミステリーを味わえることになる。
だから、開くのさえ嬉しくなる素晴らしい本の書評なんか、書けるはずがない そう、ただページをめくり、物語に身をゆだねればいいのだ。イソップ寓話のようにテーマがいつまでも心に残るシンプルなお話に、ただひたればいい。ローリングの文字のへこみやカーブを目で追い、この本をユニークなものにしている細かなディテール、つまり文字のインクの色が少し濃くなったり、文章がページからはみ出しそうになったりしているのを楽しめばいい。どうせうまく表現できないのだから、丸ごと受け入れて、生き生きと心に焼きつかせよう。こう考えながら、最初の物語から取りかかろう。 (ダフニ・ダーハム/Amazon.com ブックス マネージングエディター)
注意: レビューにはネタバレあり!
以下はオークションで落札したオリジナルの『The Tales of Beedle the Bard(吟遊詩人ビードルの物語)』のレビューです。
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"The Wizard and the Hopping Pot(魔法使いとポンポン飛ぶポット)" | "The Fountain of Fair Fortune(たくさんの宝の泉)" | "The Warlock's Hairy Heart(魔法戦士の毛だらけ心臓)" | "Babbitty Rabbitty and her Cackling Stump(ぺちゃくちゃウサちゃんとぺちゃくちゃ切り株)" | "The Tale of the Three Brothers(三人兄弟の物語)" |
装丁とイラスト:手書きのオリジナル版 『The Tales of Beedle the Bard(吟遊詩人ビードルの物語)』
2007年12月に落札された直後に撮影されたものです。 画像をクリックすると拡大画像できます。 『The Tales of Beedle the Bard (吟遊詩人ビードルの物語)』についてのページ.
日本で一番ハリーな街
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Amazon.co.jp 川柳&動画コンテスト
| 2008年6月2日(月)~6月15日(日)の期間実施致しました川柳&動画コンテストで、お客様による最終審査投票の結果、大賞、優秀賞、審査員特別賞それぞれが決定致しましたので、発表いたします。 大賞、優秀賞、審査員特別賞は こちらから |
J.K.ローリング インタビュー
| 「自分が一番好きなことをして生きてるのだから、私はとてつもなく幸運な人間です。私が物を書くことをやめることはないでしょう。本が出版されただけでも素晴らしいことでした。でも最高のご 褒美は、人々が熱心に読んでくれたことです」――J.K.ローリング ハリー・ポッターの創作者、J.K.ローリングの独占インタビューは こちらから
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第1巻~第7巻:内容紹介
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| ハリー・ポッターは孤児。意地悪な従兄にいじめられながら11歳の誕生日を迎えようとしたとき、ホグワーツ魔法学校からの入学許可証が届き、自分が魔法使いだと知る。キングズ・クロス駅、9と4分の3番線から紅色の汽車に乗り、ハリーは未知の世界へ。ハリーを待ち受けていたのは、夢と、冒険、友情、そして自分の生い立ちをめぐるミステリー。 ハリーはなぜ魔法界で知らぬものが無いほど有名なのか? 額の傷はなぜか? 自分でも気づかなかったハリーの魔法の力が次々と引き出されてゆく。そして邪悪な魔法使いヴォルデモートとの運命の対決。 |
ハリー・ポッターと秘密の部屋
| 魔法学校で一年間を過ごし、夏休みでダーズリー家に戻ったハリーは意地悪なおじ、おばに監禁されて餓死寸前。やっと、親友のロンに助け出される。ロンの家で夏休みを過ごしたハリーは初めて魔法使いの家族の生活にふれ、毎日驚くことばかり。しかし、新学期が始まった途端、また事件に巻き込まれる。 ホグワーツ校を襲う姿無き声。次々と犠牲者がでる。そしてハリーに疑いがかかる。 果たしてハリーはスリザリン寮に入るべきだったのだろうか。ヴォルデモートとの対決がその答えを出してくれる。 |
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
| ハリーはもう13歳。夏休みは、あいかわらず意地悪なダーズリー一家にいじめられる毎日だ。そんな時、アズカバンという恐ろしい監獄から、凶悪犯が脱獄したというニュースを聞く。 アズカバンとは、あの大男のハグリッドでさえ聞いた途端に震えあがった、脱獄不可能といわれる監獄。この凶悪犯がなんとハリーの命をねらっているという。脱獄犯を追うアズカバンの怪物ディメンター。ハリーにつきまとう死神犬(グリム)の影…。 おどろおどろしい展開の中で明るい話題はクィディッチだ。新しい箒を手に入れたハリーが大活躍。キャプテン、オリバー・ウッドの悲願、グリフィンドールの優勝は成るか? |
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
| クィディッチのワールドカップで、空に不吉な印が上がった。ヴォルデモートの復活か? 巧妙に仕組まれた罠が、ハリーを三大魔法学校対抗試合の選手に選ぶ。死を招く難題を、次々と乗り越えるハリー。しかし、親友のロンに異変が起こる。寂しいハリーの心を掴んだ女性は? 多彩な登場人物が、ハリーの過去を明かし、ヴォルデモートの正体にせまる。そしてついに痛ましい犠牲者が…。 |
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
| 復活したヴォルデモートとの戦いはいつ始まるのか?ハリーにはなんの知らせも来ない。そして突然ハリーは吸魂鬼に襲われる。「不死鳥の騎士団」に助けだされたハリーは、「騎士団」が何か重大な秘密を守っていることを知る。新学期が始まり、恐ろしい新任教授アンブリッジと黒い扉の夢に悩まされ続けるハリーに、チョウ・チャンが微笑みかける…。 |
ハリー・ポッターと謎のプリンス
| ヴォルデモートの復活のせいで、夏だというのに国中に冷たい霧が立ち込めていた。そんな中を、ダーズリーの家にダンブルドアがやって来るという。いったい何のために?そして、ダンブルドアの右手に異変が……。17年前の予言は、ハリーとヴォルデモートとの対決を避けられないものにした。過酷な運命に立ち向かう16歳のハリーに、ダンブルドアの個人教授が始まる。 |
ハリー・ポッターと死の秘宝
| 7月31日、17歳の誕生日に、母親の血の護りが消える。「不死鳥の騎士団」に護衛されて飛び立つハリー、そして続くロンとハーマイオニー。ダンブルドアの遺品を手がかりに、彼らの旅が続く。その先にある戦いは…。 |
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