クロスオーバーイレブン~イット・クッド・ハブン・トゥ・ユー~
コアなファンによる復活への思いにより、ラジオも限定復活!それに合わせたかのように発売された4つの作品(敢えてこう書く)。他の3作は買ったものの、自分の思い入れの部分と若干のずれを感じ、この作品は発売後1年間もほおっていました。
津嘉山さんのナレーションも何か当時のものと違うようにかんじていましたし(他の作品同様、解説には新録の表記はありませんでしたが、この作品に「ペットボトル」という言葉がでてきましたので、当時のものではないはずです。)、これまでの3作品に選曲されている曲、ナレーションを聴いても「やっぱ、昔のものは美化されるんだよなあ。」、「自分の好きな曲少ないしなあ。」と思ってました。
でも、これは買いです。理由はというと、私自身はこの作品の中の曲で知っているのは、チェットベイカーやH2O位で、後の曲は恐らく初めて耳にした曲(アーティストは知っていても)ばかりでした。
自分にとってのクロスオーバーイレブンとは洋楽趣味に走る切っ掛けを作ってくれたラジオ番組であり、この作品は「知らない曲を聴いて番組最後に紹介されるアーティスト名、曲名を書きなぐっていた中坊になたったばかりのあの頃」を思い出させてくれました。
収録された曲のジャンル的統一感があり、他の3作品に比べて聴きやすかったですね。不特定多数のリスナーに聴かせるのが、ラジオ番組であると思っている私にとっては、もっともラジオを聴いている感覚にさせてくれました。
昨今は、マニアックな曲を掛けまくるネットラジオなどもありますが(私も自称音楽マニアなので、それは否定しません)、公共放送の1日の〆を飾る番組であったクロスオーバーイレブンはこんな感じだったと思いださせてくれた作品です。
Atkins' Physical Chemistry
paperbackでも、二色刷りだし、イラストというか挿絵がキレイだから見る分にはいいのだけれども内容は??です。好きな人には絶賛されてますが、一方で徹底的にダメだしされてたりもする。初心者には良いようですが、専攻しているなら他の参考書をあったったほうがいいかも。McQuarrieの物理化学のほうが評判いいし、実際読みやすいです。
breeze ~AOR best selection
AOR全盛期当時、このジャンルにはまったく興味がなく、おしゃれな友人とドライブに出かけた時、耳にするくらいでした。
そんな私でも「若かりし頃の“バーでおしゃれに飲む”的な自分」に戻れるアルバムだと思います。
AORのシンボルといえるボビー・コールドウェルの曲ですが、「何故この曲を選択したの!?」と思うのはつかの間、他の曲のコントラストを考えて「まったり系」をもってきたところがこのアルバムにふさわしいでしょう。
Warmer/アメリカン・モーニング
このアルバムのアメリカモーニングは、トヨタのCMで流れてますね。
25年ぐらい前に、LPレコードも購入しました。
その当時のソニーのビデオデッキのCMのテーマソングでもあったんですよよ。
また、このアルバムのアメリカモーニング以外の曲もいい曲があるので、お勧めです。