バビル2世ザ・リターナー 2 (ヤングチャンピオンコミックス)
アメリカとの戦いを宣言したバビル二世。
真っ向から全戦力で潰しに掛かるアメリカ軍。
ロプロスも復活し、日本を舞台にした決戦が始まったわけですが・・・。
普通に考えたら「瞬殺されそうなアメリカ側」にも、新兵器やサイキッカー部隊がおり、MJ12という胡散臭い設定も追加され、待望のヨミ様はキリスト様かトキ様のように悟りきった人になって登場を果たしました。
もはや別人のヨミ様ですが、バビル二世への恩義は忘れていないようで、いざとなれば宇宙人の監視組織と事を構える気があるようです。
お願いですから、12人の監視者VSバビル二世&ヨミ様→地球開国のようなラストになりませんように・・・。
2巻のほとんどは、「ロプロス・ポセイドン大暴れの巻」で、物語の方は散文的に謎めかした伏線の山となっております。
これ、やることやったら後1巻ぐらいで終れそうですが、次の展開があるのかな?
コミックス派の私としては、次巻ぐらいで意外な展開を期待してます。
バビル2世 DVD-BOX
前回の限定版と比較し、主題歌CDはありませんが、DISKとブックレットは全く同じ。デジパック仕様ですっきり、背表紙の厚みは約半分でかさばりません。原作ファンにとってはケース毎のジャケットがなくなったので少し寂しいか?前回のもう一つの特典、荒木さん書下ろし「ボックス」がないのはさびしいなーと思っていたが、原画の外箱(ほんとにボール紙程度なのでもうちょっと厚みがほしいところ)から出して、にんまり。。。同じデザインでデジパックのジャケットの表紙になっておりました。値段もかなり安くなって嬉しい限りです。CD付きがほしい方は、中古で出回るのをお待ちください。
バビル2世ザ・リターナー 1 (ヤングチャンピオンコミックス)
北極海でイージス艦が巨大ロボ(ポセイドン)を攻撃する第1話。
夜の都庁付近で6機のヘリがバビル2世(浩一)とロデムを襲う2、3話。
居酒屋が軒を連ねるガード下。超能力兵士(101部隊)たちが
格闘、銃器、超能力を用い、伊賀野の眼前で浩一を襲撃する5、6話。
こういった派手な内容ですが、野口先生のような写実性の高い画風の方が
描き、そこに報道・政治・サラリーマン・コンビニといった日常的な描写が
適度に加味される事によって、不思議とリアリティを感じられるのが巧いです。
秋田書店お得意の名作リバイバルの中では、比較的、おだやかなアレンジ、
抵抗感が少ない画ですが、破壊的な描写は往年のファンには過激に映るかと。
40年前のロプロス(今作では有翼の人型ロボ)撃墜シーンが描かれていたり、
良き友人のように浩一と語り合い、食卓を共にする青年姿のロデムも面白い。
最終決戦の幕開けのような雰囲気を漂わせており、孤独で悲壮感あふれる
展開を予感させる第1巻でした。 8話収録で解説ページも付いてます。
続・テレビまんが主題歌のあゆみ
個人的な意見として、1960〜1990年代位までのアニメソングには、
最近のアニメソングが無くしてしまった、何かがあるような気がする…
その何かを知って頂く為にも、是非聴いて頂きたいアルバムです。