恋に目覚めた、というだけで、こんなにも人間って変わるものなのだろうか、と思わず考えてしまうほど、総司がセイにメロメロきています。セイの一挙一動にドキマギして、いつもの総司らしい冷静な面はありませんでした。そんな総司は可愛いし、今まで散々セイが辛い思いをしたのを考えれば、いっそ気持ちいいぐらいなんですけど、こんなにもコロッと変わってしまう総司に少し、戸惑いも覚えました。でも、二人には添い遂げてもらいたいので、私は二人の恋を応援します!
太陽セイちゃおすすめ度
★★★★★
この巻は恋愛パートまっしぐらな内容となっていますね
とにもかくにも沖田が・・・沖田が・・・可愛すぎるっ
恋をするって言うのはあんなにもコッパズカイシく、素直で
まっすぐで、ステキなんですねぇ。
今まで自分には必要ないと思っていた感情が
これからの沖田にどういう力をもたらすのか、
この漫画が新撰組だということが
これからの話により一層の期待と不安をもたらします。
慶応2年・・・史実をなぞらえるならこれからは新撰組には
波乱の幕開けともいうべき年になっていきます。
渦巻くものが隊士達に重くのしかかり暗い影を落としていきます
これをどう描いていくのか、
今回のラストの方ではそのシリアスな場面が
次の巻での不安を掻き立てられるところであります。
「土方さん、その表情はなにぃ〜;;」
それでも、あの二人の光景は
読んでいてとてもホッとします。
思わずニヤケてしまうのは私だけではないはず
自覚と成長おすすめ度
★★★★★
総司を庇って斬られたセイ。一時は軽症と思われるも
意識が戻らず生死の境を彷徨います。
一方広島遠征中の伊東参謀がいよいよ動き始め…。
23巻では時間が経過し、波乱の慶応2年に突入します。
さて肝心の総司。見事にボロボロのメロメロです。
セイの一言一句に天国と地獄を行き来しています。
かつての凛々しい姿が懐かしいこの頃ですが(笑)
今まで封印していた恋心と向き合うことで、きっと
後退したように見えても成長しているのでしょう。
セイも女性らしく成長していて、配置換えもあり
彼女が今後、新撰組でどういう役割を果たすのかとても
気になります。
歴史モノ的な部分ですが、伊東参謀をただの悪役には
してしまわず、彼なりの正義を持ち局長の人柄を見直し
たりする描写には深みを感じます。
そして土方副長の曇った顔…。
嵐の前の静けさを感じさせる23巻です。
いい
おすすめ度 ★★★★★
渡辺先生の漫画は、一話一話しっかりと引き込まれる。
読み物としての力が十分にあり
なおかつエンターテイメントとして楽しめて笑える、
いい漫画だと思う。
改めてそう感じた巻でした。