映画 GANTZ (JUMP j BOOKS)
映画でわかりにくかったところがわかりやすくなっています。
文章なので心理描写も描かれていて、なるほどなぁ思う場面もありました。
映画を観て千手観音のところで少し疑問だったところもこのノベライズで理解できたので個人的にはこの本は買っても損はないと思います。
本が苦手な人でもこの本は文章が多いほうではないのでスラスラ読めます。
できれば映画を観てこのノベライズ本を読むのがオススメですが映画を観なくても楽しめる作品だと思います。
裸執事 アンソロジー (B‘s-LOVEY COMICS)
本編クリア後、燃え滾った勢いで購入しました。
14人の作家さんが描かれていて、キャラの内訳は
一ノ瀬、小峰、アキちゃん、有里→各二話
佐久間→三話
オールキャラ→三話
でバランス良かったです。
どのキャラに入れこんでいるかで満足度は変わる気がしますが
佐久間ひいきの自分はとても楽しかったです。
「昭和新婚さんごっこ」にはかなり腹筋よじれました。
表紙描いてる倒神さんが本編でまんが描いてたら文句なし☆5だったと思います。
GANTZ/EXA (JUMP j BOOKS)
本書はマンガ『GANTZ』のノベライズ第2弾で、本編の過去を書いたノベライズ第1弾『GANTZ/MINUS』とは違い、
本編の設定と登場人物を借りた、いわばパラレルワールドのような話です。
以下に感想を書きます。
話自体の構成は面白いと思います。全体の流れとしては、楽しく読めました。
文章は内容だけでなく、その概形で絵のように捉えられる表現も工夫されていて良かったです。
ただ、残念なところも・・・
この本はGANTZ本編の設定を取り入れており、中盤あたりからその解釈を著者流に拡げていくのですが、
論理的な展開がうまくできておらず、話が飛躍している感を受けました。
また、挿絵については量的には問題なかったのですが、人(特に岸本)の描写ばかりで、星人や風景の絵が少ないです。
GANTZの世界は文章ではなかなか把握しきれないことが多いので、是非、理解の助けになるような絵が欲しかったです。
以上、気になるところが2点あったので星3つとさせていただきました。