Golden Fool: Book 2 of The Tawny Man (Hobb, Robin)
Tawny Man三部作の第二部。主人公フィッツらは誘拐された世継ぎの王子の奪還に成功し、城へ帰還した。城では王子と外諸島の族姫との婚約の宴の準備が進められている。しかし城内には不穏な陰が漂いはじめる・・・というあらすじです。
この巻の見所の一つはフィッツと若い世代とのやりとり。王子とは前作で約束した<技>の授業をはじめ様々な場面で接しなければならず、フィッツは仮の姿を保つのに必死。また、城内に流れる<技>の音楽の主が明らかになり、こちらの相手も一苦労。さらには実の娘が接触してきてフィッツは正体を隠しながら相手をするのにまた苦労・・・と相変わらず、主人公は受難続き。とはいえ、読者としてはファーシーア三部作ほどには精神的に辛くなく、それでいて面白く読めると思います。
ファーシーアの一族三部作やLivership Traders三部作からの登場人物が再登場するのも前作からのファンには楽しみ。フィッツの育て親で元厩舎頭のブリッチをはじめ実の娘のネトル、竜なども出てきます。やはり前作を読んでおくのがおすすめです。
In Through the Out Door
LED ZEPPELIN 「IN THROUGT THE OUT DOOR」です。彼らの最後のスタジオアルバム。彼らの作品の中でも取り上げることの少ない作品です。でも彼らのことを知って、少し余裕ができたら聞いてみて欲しい作品です。彼らの世界を広げる作品です。様々なことに取り組み、これまでのZEPPELIN像を壊しながら広げていく彼らの心意気を感じることができます。もっとやりたいことがあっただろうに。この四人でしかケミストリーは生まれなかったのです。曲もメロディもリフも全てが一級品です。
ヘンリー・フール【字幕版】 [VHS]
フールは馬鹿者の意味。ヘンリーはみていると変態でプライドが高く、だんだんと腹が立ってきます、でもなぜか最後はすっかりヘンリーの味方になってしまってる自分がいて、なんだか魔法を賭けられた様な気分になりました。無口なサイモンの微妙な感じもよく、ハートリーでは二番目に好きな作品です。
フール・フォア・ラブ [DVD]
ピューリッツァー賞作家、サム・シェパードが原作を描き、
鬼才ロバート・アルトマンが映画化した傑作。
日本でもセカチューの行定監督が舞台化しています。
ロバート・アルトマンらしく、
ひと癖ある感じで病みつきになる映画です。
そしてキム・ベイシンガーが美しい。
さびれたモーテルで暮らす女と、その女を探してやってきた男。
いかにもいわくありげな二人の絶望的な禁断の愛。
前半、ちょっと話が見えなくてどうなるのやら…と思いましたが、
ラスト30分くらいでストーリーが急展開します。
ここではネタバレは控えますが、かなりショッキングな展開が待っているので、
ぜひ見てみてください!
Never Let a Fool Kiss You or a Kiss Fool You
私はこの本を読むまではchiasmusを知らなかった。 本を読んだらはじめてchiasmusっていうのは結構 日常的に使われてることに気づいた。とてもおもろい 訳に立つ1冊と思います。絶対お薦めです。