レコード・コレクターズ 2011年 10月号 [雑誌]
編集長が交代したそうで、そのせいかどうかわかりませんが
SPコレクター岡田則夫さんが以前連載されていた「蒐集奇談」が再開しています。
ただ紙面の内容に先月までとの違いはいまのところそれほどありません。
ジョー山中さんの追悼で「フラワー・トラベリン」の特集やってますが
ピンク・フロイドをダラダラ長く載せるならジョーさんのソロアルバムのレビューをキチンと載せてほしかった。
(リストは載ってます。)
ソロアルバムって意外に知られていないと思うので。
個人的にビートルズ、ナイアガラの繰り返しにウンザリだったので
(まあCD再発の絡みで仕方ないのでしょうが)今後は新編集長に期待。
ストレンジデイズ 2011年 11月号 [雑誌]
雑。
この一言につきる。
雑多にメリハリ無く記事がある。読みにくい。写真が掲載されていても、誰の写真なのか知ってる人しか理解できない。まず、雑誌が編集者の意図したとおり読者が読まれるとは限らないので、その点について初歩的な過ちを侵してしまっている。これが残念な事。とにかく判っている人間以外には判りにくい紙面構成になってしまっているのが残念。震災以後、財政的な面で、ライターや編集者の力が及び切れない部分があるのかもしれないが、そこはやっぱり丁寧な誌面作りをお願いしたい。それなりの価格に見合うように。
Live 30 years young [DVD]
同名のCDの方は今ひとつでしたが、こちらのLIVE映像ではセンチらしい演奏が楽しめる素晴らしい出来栄えです。20周年LIVEがレーザーディスクで発売されただけで、これまでなかなか演奏映像が入手出来なかっただけに、貴重な保存版DVDと言えます。
ハーモニーの美しさは相変わらずで、この年齢なのに現役でこれだけの演奏が出来る事はスゴイの一言につきます。
長年のファンとして苦言を少々。でも結局、センチって中野・告井・細井の三人のバンドなんだなと感じさせられる一面があり、五人のバンドじゃなかったのかよ、という失望感が少し生まれました。
個人的には「風景」が聞きたかったなぁ…。
チャンスの前髪/人生の扉
「Denim」ではあえて売れ線を外したのか、落ち着いた感じの曲が多く、それが大きな魅力になっていました。
今回の「チャンスの前髪」は90年代〜2000年までの竹内まりやを彷彿とさせる軽快なナンバーで、90年代から聴き始めた世代としてはこちらが王道のように思えます。
さらにコーラスとしてサザンオールスターズの原由子さんが参加するのも聴きどころです。
両A面として収録された「人生の扉」は最新アルバム「Denim」を象徴するような曲で、間違いなく竹内まりやの代表曲の一つとなるであろう作品です。
返信/シンクロニシティ(素敵な偶然)
初めて聞いた瞬間から涙がこぼれました。
映画「出口のない海」の為に書かれた曲だ分かっていても切な過ぎます・・・。
2曲目の「シンクロニシティ(素敵な偶然)」も良い曲ですが、
「返信」の印象があまりにも強過ぎて最初のうちは頭に入ってきませんでした。
短めの曲ですが、強く静かに訴えかけてくる曲です。