この内容なら、もう少し写実的な絵の方が良かったおすすめ度
★★★★☆
目の大きい、デフォルメされた幼女を凌辱する話が多い。もっと写実的な絵だと、より興奮できたのではないかと思う。前の方の作品で、教師を誘惑しておいてから、「お金ちょうだい」とカネをせびるシーンは良かった。もっとこの辺を書き込むと、ただやられているばかりではない、したたかな女の子のキャラが確立されたのだが。
青年と少女が織りなす欲望の泥沼に花束を☆
おすすめ度 ★★★★☆
★4の上無理矢理。
著者の処女中短編集。
おさげが可愛い天真爛漫ツルペタ妹『美久』+1の夏休みの自由研究で河原まで保護者として付き合わされた兄だったが、因数外であるはずの、ロン毛ぷっくりお乳の影ありクラスメイト『加奈子』が問題で、誘惑光線を放ちまくられ、そして…『妹の友達』は番外編含む全5話で、嫉妬からはじまり、禁断のトライアングルへと発展し、兄妹の泥沼天国へ続いてゆく。
街角キャッチな少女騙し撮り系『A dog day』は、凌辱系エロ漫画では使い古されたテーマだけど、シンプルかつ一直線にたたみかけたハードさがエロを増幅させる。
問題作『一時間一万二千円(前後編)』は、ナレーションに頼りすぎた構成理論だけが惜しまれるけど、残酷無慈悲なロリ道と、いたたまれない物語と、168時間限定の攻防戦が抜群で、もし著者が漫画家としての熟成期にこの作品を描いたとしたら歴史に残る名作の一つになったであろう、快心作。
少女と兄のはじまりと、永遠の泥沼のための一時的な別離のポエム『フォトジェニック』は、表紙後の2〜5頁目とラスト頁が抜群で、どーせなら7頁目左上段および8頁目上段および9頁目下段および10頁目右上段のネームを最大限に活かすためにセリフを最小限に絞って欲しかったけど、デビュー作にあるまじきキレのよさ。
さて、脳内にある物語をきっちり読者に伝えきるだけの構成力不足な中編での減点ひびき100点満点で84点=本来なら★4の中ですが、カバー内のステキな制作余話漫画と、今後への期待度と、個人的な趣味に1点加点し、無理矢理ランクを引き上げました。
エロに対する踏み込みの強さと、シリアスから逃げない姿勢が花マル。
タイトル通りのベド本ですのでご用心。
甘いドラマが好みなら絶対にパスしてください。
ハードでシリアスでダークなドラマチックに彩られたガチロリ本としてのお薦め。