これまでいろんな所で述べられた須藤元気の人生哲学がまとめられている。いつものユーモアを交えてないところが逆に印象がよい。まず明るい緑色の装丁がよい。内容が滲み出しているかのよう。表紙の花模様のくりぬきは意識で、背景になっているのが無意識の象徴のようにも思える。本文はどれも短くエッセンスのみ記されていて余計なものがない。それが読み手の思いにフィットして自分のイマジネーションを働かせることができる。自己啓発本のお手本のような本。このタイプの本はもうこれで十分だとも思える。次作はフィクションの小説などを期待します、須藤さん。
どちらに重きをおくかによりますおすすめ度
★★★☆☆
著者が自身のブログで「今までの本のように、僕のギャグを期待していた人には期待はずれかも」というような内容をコメントされていました。
今回は装丁を凝ったため発売が遅れたとも書かれていました。
内容は今までの本の核になる部分の総集編だと思います。
いいことを言われているんですが、読んでいてニヤリとさせられる表現方法が好きな私は、今回は星3つです。
あと、左ページにしか文がないのにこの値段は少し高いかな。
今までのまとめやねおすすめ度
★★★☆☆
他のレビューにも書いてありますが、
この本は今までに出版されている須藤さんの本の言葉のまとめです。
1〜2ページに須藤さんなりの哲学の言葉が書いてあり、
その言葉について須藤さんの考え方が載っています。
まとめ・おさらい・復習好きにはもってこいの1冊ですね。
わかりやすい!
おすすめ度 ★★★★★
本当であればこのような哲学系の内容は小難しくて、読んでも理解するのが難しいという人もいるのでしょう。しかし本書は余計な事が書かれておらず、要所を短くわかりやすい言葉でストレートにかかれております。
冒頭に「ランダムにページを開くときっとそこにあなたに届く答えがある」と書いてあるが、私の場合は本当でした。ありがとう。