岡田准一って上手いなぁ〜〜おすすめ度
★★★★★
最近の岡田准一&金城一紀のコンビのドラマに触発されて、見る気になりましたが、予想以上にスッキリスカッ!と見れた映画でした。
脇役も粒ぞろいで、どの場面も飽きることなく、途中でダレることも無く楽しめました。
ドラマでのアクションのスピード感にも驚かされましたが、『FLY DADDY FLY』の頃から既に、この流れが始まっていたんだなぁと、感心し感嘆しました。
DVDの音声特典に映画を見ながら『岡田准一×金城一紀』が感想やコメントを言うというのがあって、それを聞くと「このシーンにそんな深い意味があったのかー」とか「そこまで考えて作ってたんだー」とか、普通に見るのと違い“脚本家目線”や“俳優目線”で映画を見れて面白かったです。
二人の話を聞いて、もう一度最初から見たくなったし、なにより、堤真一さんの苦労がわかりました!!
スンシンに戦い方を教わるシーンは、実際に殴られてるなんて...上手く撮って本当に殴ってるみたい と思ってたら、本当に殴られてた。ビックリです!
あと、今より少ぉし若い岡田准一のキレイな顔と肉体に ビックリしました。金城一紀さんに何度も「フォトジェニック」と言われてて笑えました(笑)
個人的には、ゾンビーズの続きが見たいです。
泣けるし笑える!おすすめ度
★★★★☆
原作を読んでいなかったので登場人物に何のイメージも持たず見られたのが
かえってよかったです。
ありえないだろ!というようなつっこみどころがたくさんあるのに
見ているうちに完全に引き込まれ、大笑いしたり号泣したり…。
堤さんの演技力はやっぱりすごいですね。
スンシンとのやりとりで見せるとぼけた表情はたまりません。
格好悪い役も格好いい役も堤さんなら間違いないと思います。
ゾンビーズの一人一人のキャラもいい!
スンシンのセリフはちょっとくさいところもあるけど、最後のほうはぐっと胸にきますよ。
話も出演者もとても良い!
おすすめ度 ★★★★☆
この映画大好きです!岡田准一くんが最高に良い!
でも、この話自体が大変な話だよなぁ、と思います。
いつから男の人は、仕事だけでなく家庭も命がけで守らなくてはいけなくなったんでしょうか?「いつまでも男でいろ」というプレッシャーの元、おじさんにもなれない。
「東京タワー」を見たときも感じた違和感です。岡田くんはかっこいいけど、女はいつまでも奇麗でいなくてはいけないのか?って思いました。
今は男も女も大変だよ。社会がおじさんとおばさんにさせてくれないよ。
概要
金城一紀が原作・脚本を担当。彼の小説ではおなじみの高校生集団「ゾンビーズ」も活躍する熱いドラマだ。堤真一が演じる中年サラリーマンの鈴木が、娘に大ケガをさせた男に復讐するため、岡田准一演じる高校生、スンシンからケンカを習うという物語。やがて鈴木とスンシンには、年齢を超えた友情が育まれていく。プロットからして現実離れしているが、「作り物」として観れば、鈴木の不屈のがんばりに共感できるはずだ。真っ青な空や海など、全編に散りばめられた夏らしい爽やかな映像も、物語の嘘くささを薄めていく。
鈴木が強くなるかどうか賭けをするスンシンの仲間(ゾンビーズ)の狂騒や、鈴木がいつも乗るバスと競走するシークエンスなど、笑えるシーンが多数。ただ、ラストの決戦が、笑いの延長にあるのは、ちょっと惜しい。キャストでは、岡田の存在感が際立っている。屋上や海辺で彼が見せる不思議なダンス、つねに孤独を漂わせる視線。そして、馬鹿にしていた鈴木を父のように慕っていく心の変遷。緻密な演技力というより、本作の岡田は、役になりきったという点が高く評価できる。(斉藤博昭)