元格闘家の須藤元気氏がスピリチュアルな分野に関心がある事は以前から知っていましたが、バシャールに対するインタビュアーとしての彼は正に博覧強記。今までに何百冊の書物を読んできたであろう事が伺えました。ただ、彼の関心が多方面に渡っているが故に、1つのテーマを掘り下げる事無く次の話題に移ってしまうのが少々もの足りなかったですね。この本で一番のお勧めは、バシャールが勧める現在地球で最高レベルのデトックス(肉体の毒出し)プログラムを提供している企業の名前が公開されている事です。この部分を読むだけでも定価分の価値はあると思います。
読み心地の良い 対談集です。おすすめ度
★★★★☆
久し振りのバシャールだったので、楽しく読ませて頂きました。
今回 印象的だったのは 未来の経済システム の話でした。 これは プラウドや日月神示などとの共通点も多く、説得力を感じました。
印象的なものは、その人が心から望むことを社会に与え 自動的に必要なものを受け取れる社会が広がること。 やがて飛躍的な発達を遂げる 新システムやエネルギーの技術が、大規模システムを構築し、温暖化を防ぎ、現在の “実体を伴わない金融取引” や “欠乏を土台とする経済” は消滅して行くこと。
フリー・エネルギーの開発には、一部の人々による抑圧がずっと掛けられて来たこと。 完全なシステムが整うまでには まだ40年程掛かるが、その間の変化は急速であること‥ などです。
また、 物ごとは 自分のアイデアを行動に移すことによって展開して行くので、とにかく “今 始める” ということ。 3〜500年後の地球は人口が少なく、千年後には 全く様変わりしていること。
そして、 ワクワクや情熱に関することを いくら話ししても 行動出来ないでいる人が多いので、話しているだけでは何も変らないこと。 “今に生きる” 時、人は時間の経過を経験しないため、今に居る ということで結果的に寿命は延び、“自分の好きなことをしている人” は “嫌々何かをしている人” に比べて老け込まないということ‥ この辺は なかなか耳の痛い話でしたね。
今の我々には 理解に程遠い話もありますが、バシャールらしい興味深い話ばかりで 読者に元気を与えてくれることと思います。 須藤氏のことは存じ上げませんでしたが、とても勉強されている方で 楽しい対話を実現されています。 彼自身の過去生の話は面白かったですね。
一気に読むことが出来ますが、小出ししながら味わって読んで行くのも 楽しめるかなと思います。 バシャールは、日本人との対話の方が やっぱり読んでて楽しいですね。
バシャール vs 須藤元気おすすめ度
★★★★★
以前、バシャールの本を読んで大変良かったのと、スピリチュアルに詳しい須藤さんという事で、この本も読んでみました。
バシャールの本に書いてあった「ワクワクすること」についての記述はあまりありませんでしたが、今後の地球の動向について参考になる記述がありました。
難しい所は少し読み飛ばしましたが、温暖化の話や人類の二極化の話はたいへん興味深かったです。
近未来、ポジティブな人はよりポジティブになり、ネガティブな人はよりネガティブになるという話で、自分自身の思考をポジティブにする必要があるなと感じました。
須藤さんはジョークを交えながら質問するのですが、たまに須藤さんのジョークが理解できなくて無言になるバシャールが面白かったです。
チャネリングというと夢物語と感じる人も多いと思いますが、宇宙や星空に思いをはせて自分を振り返るのも悪くないなあと思いました。
バシャールが何者であろうと、
おすすめ度 ★★★★★
いたるところに日常の生活に応用できる言葉がある。例えば、言語の上達法、豊かになるための方法としての奉仕などなど。特に納得したのは、よく他のスピリチュアルな本などで言われる「今を生きる」ということの具体的なヒントが述べられている所。そこらあたりが巷でブームの観念的なスピリチュアルものとは大きく異なる。
経済学から量子力学など幅広い教養を身につけている須藤元気が終始、バシャールの言葉を素直に受け止めているところからもここでバシャールが述べていることには矛盾点がなく一環していると考えられる。ただ、どこまでもポジティブなバシャールにあきれている所もあるが、それがまた読んでいて面白い。
それでもどうしても胡散臭いという読者は、バシャールが何者かということを無視して、これを一大ファンタジーとして読んでも面白い。
ここに書かれたことをすべて納得することは「難しく」、批判することは「簡単」だろう。しかし、それはただの「信念」であって「真実」ではない。