いつすべきか?119番
大学病院で働いている医師です。
救急外来で当直をしていると、病院に来るタイミングが分からない方がとても多いように思えます。
軽症なのに不安だからと言ってタクシー代わりに救急車で来る人がいる一方で、早く来院していれば後遺症も残らずに済んだのに「寝ていれば治る」と言って手遅れになって運ばれて来る人もいます。「病院に来るべきタイミングが少しでも分かってくれたら…」と思います。
この本は文字はやや多いですが、病院に来るべき重要な所見をかわいいイラストで教えてくれています。付録の早見表は医師の自分が見ても便利だと思います。一人暮らしの祖母に送ってみました。
この本で一人でも多くの方の命が救われたら…、と願っています。
ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く (講談社プラスアルファ)
ビタミンCは単に肌にいいとか、風邪の時に飲む程度のものと考えていた。
ところが実際には、ガン、インフルエンザ、脳梗塞、感染症、アレルギー、外傷など等、
様々な症状に効果があると書かれている。
まさに、自身の先入観を覆される事実が書かれている。
本書の中に、なぜそのような真実が一般に知られていないかの経緯も詳しく書かれており
納得する背景が読み取れる。医療関係者の圧力を示唆しているものと思われる。
その他、ビタミンCの摂取方法も書かれており、単に事実だけでなく、日常生活に生かせる
本であると思う。