SAINTS ROW 2 (PS3 輸入版)
これほどまでにユーザーへの配慮に満ちたゲームは見たことありません。
一部のアクティビティ(ミニゲーム)が鬼畜難易度なのを除けば、ほとんどストレスなく終始楽しめるゲームです。
キャラメイクはいつでも変更可能(性別、声含め全て最設定できる)、車は何台でもストックできる、コーディネート設定をストック可能、カーラジオのプレイリストが作れる、クリアしたミッションにも再挑戦できるなど、GTA4をプレイ時に感じた不満点が殆ど解消されている感じです。
ボリュームの面においても、コーディネートアイテムや車両のカスタマイズの多彩さ、膨大な数のアクティビティとデバージョン、などが他の箱庭系ゲームと比べると圧倒的に充実しています。
ミニゲームの内容もバキュームカーで街中を汚物まみれにするレジスタンス運動、VIPに群がるファンを金属バットで蹴散らす仕事、警官となってカー◯ックスに熱中するカップルを車から引きずりだして警棒でボコボコにするなど、ブラックユーモアに満ちたおバカな内容ばかり。そんな、GTAとは真逆の軽いノリの演出、ストーリーに抵抗を覚える方も多いでしょうが、箱庭型クライム・アクションのファンなら是非ともプレイしておきたい一品。
不満点は最初に挙げた高難度のミニゲーム、グラフィックの質の悪さ、たまに起きる処理落ち、トロフィーが無い、それくらいです。
当然、全編英語ですがゲームの目的地、目標はマーカーで表示されるので進行は全く問題ないでしょう。ストーリーは、カットシーンの字幕の表示がすぐ切り替わるのでかなり英語に長けた人でないと理解するのは難しいかもしれません。しかし日本語版では残念ながらカットされてしまった一般人相手のヒューマン・シールドと全裸プレイが楽しいのでこちらの購入をオススメします。
攻殻機動隊 S.A.C. 笑い男 マグカップ
攻殻機動隊好きなら使用する度にニヤニヤできるだろう!
しかし、少々高い!しかもちょっと小さい!
女性がほんのちょっとコーヒーを飲む程度ならいいかもしれないが、男性が使用するには小さすぎる!
攻殻機動隊関連の商品は基本的に高い(気がする、あくまで主観)が、これもそのうちの1つ。
もっと良心的な価格設定を求める。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX SECTION-9
少佐という核を失った九課を舞台にした作品、時系列で言うと2ndGIGとSSSの間に当たります。
タイトルのとおり、内容はプロローグ+短編6本+神山監督インタビュー。
本作の中心はアズマやプロトといった新人隊員達で、少佐の失踪と情勢の変化によって変わらざるを得なくなった九課の姿を描いており、アニメと同じ一話完結型の短編ですがSF要素は少なく、新人から見た公安九課の物語になっています。
随所にGIGやSSSの話も出てくるので、知っていればより楽しめるでしょう。
最後に載っているインタビューでは最近の情報を基にした面白い話が読めるので、買って損は無いと思います。
1/24 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG シリーズ No.3 ウチコマ
キット自体はよく出来ています。
ただ、それなりの見栄えある作品に仕上げるなら継ぎ目処理等の基本工作は必須となりますので
最近のバンダイ製品に比べるとやや難易度があがります。
しかしプロポーションは抜群なので自律思考戦車好きにはお薦めです。
ただ…
高い…
タチコマ:定価1,800円
ウチコマ:定価3,200円
中身はタチコマのランナーはそのまま、プラスしてウチコマ用の3枚の新規ランナーが付属します。
事実上タチコマ分の余剰パーツが大量に出てしまいます。
ランナー追加分そのまま反映して値段UPしちゃってるんです。
キット内容としては定価2,200円が妥当なところだと思います
僕は好きなので買いましたがやはり合点がいきません(苦笑)
モノはいいので☆5つ 激高分で☆-2 ということで☆3つです。
ユリイカ2005年10月号 特集=攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
いみじくも押尾守氏は言った。「すべてはすでに言い尽くされており、引用にて賄うことができる」と、…。そして《笑い男事件》はほとんどサリンジャーからの引用により成り立っている。最終話では、象徴的に図書館の中での、草薙素子と《笑い男》の対話で締めくくられる。それも全てが引用から成り立っている。それもハイカルチャーからの引用により…。
大沢夏幸氏「『攻殻機動隊SAC』のヘーゲル的真実」…ジジェク流にサブカルから形而上学に到達しようとしているようだが、まるきり逸れてしまっている。国家自体をヘーゲル的主体と見做そうとしているのだ。それではまるで、悪名高き北朝鮮の主体思想(チェチェ思想)ではないか?スタンドアロンコンプレックスの最大の問題は、何ゆえ脳内ウイルス汚染されていないのに、「笑い男」が伝播したかであろう。
主体たる自我が、情報の海なのかで、彷徨し、出口を見出せない所に、『笑い男』という強烈な《他在》が現れ、それを内部として、安直にトレースしてしまし、感染が拡大したのではないか?