攻殻機動隊1.5
現在発売中の攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX(以下TVシリーズ)を気に入ってる人は買うべし!
攻殻機動隊の単行本は現在2巻発売されていて、タイトルからわかるように1巻と2巻の間にあたる話。連載中の物をリアルタイムで読んではいたんですが、単行本の2巻には9課が関る話がまったく収録されず、雑誌を捨ててしまった事を後悔していました。
内容はTVシリーズでやっているような公安のお仕事を描いたお話。但し、草薙は9課とは離れた立場で登場します。2巻のウィリアム・ギブスンばりのサイバーパンクな話はちょっと・・という人には特におすすめ。
EMOTION the Best 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society [DVD]
素晴らしい作品。観なければ損をします。¨¨¨¨¨ 少佐が去ってから、9課内は複雑なことになっていたみたいです。演出が素晴らしく、課長、トグサそしてバトーのそれぞれが抱いている9課に対する、またお互いに対する想いが、痛いほど伝わってきます。¨¨¨¨¨¨傀儡廻しの正体など脚本も良く、私にはすっきりとした終劇に感じました。
イノセンス アブソリュート・エディション [Blu-ray]
前作《GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊》が《ブレードランナー》を超える、とまでは思わない。
一方、《イノセンス》は《2001年宇宙の旅》や《惑星ソラリス》、《地獄の黙示録》クラスに引けをとらない。
田中敦子・大塚明夫・山寺宏一の名演と川井憲次のオリジナル・サントラに敬意を表して、芝居と音響面で《2001年》をもはや凌駕している、とさえ言いたい衝動に駆られる。
選考に当たって、オモテ・ウラの様々な思惑が交錯した事情は深く理解できるとしても、カンヌが、結局、本作でなくマイケル・ムーアの《華氏911》にパルム・ドールを授与したことは、「失態」としていつまでも語られるだろう…
《イノセンスの情景》の方は、視覚刺激と情報量が程よく調整されており子供にも見せられるので安心だ。
攻殻機動隊 S.A.C. 笑い男 マグカップ
攻殻機動隊好きなら使用する度にニヤニヤできるだろう!
しかし、少々高い!しかもちょっと小さい!
女性がほんのちょっとコーヒーを飲む程度ならいいかもしれないが、男性が使用するには小さすぎる!
攻殻機動隊関連の商品は基本的に高い(気がする、あくまで主観)が、これもそのうちの1つ。
もっと良心的な価格設定を求める。
EMOTION the Best 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man [DVD]
ベスト版発売を機に、攻殻機動隊をはじめて観ました。
作品全体の尖った雰囲気が、無理な背伸びをしていないか不安でしたが、そんな予想を裏切るおもしろさ。
TVシリーズ全26話のダイジェスト版ともいえる本作。
TVシリーズのファンからすると、さまざまなエピソードや情景描写がカットされるなど、不満の残る部分もあるようです。
しかし、 (自分のような) TVシリーズを知らない初見の人間には、サクサク進行するテンポは快感、1巻だけで話が完結するのも、手軽に攻殻を観ようという気にさせる大きなメリット。
(サイバーパンク以降の?) SFはダメという人でないのなら、とくに説明不足を感じるような不満もないでしょう。
むしろ、日本のTVドラマが苦手とする政治や社会の問題を、こういったアニメの方がより上手に掬いあげているのには感心させられたほど。
緻密に描きこまれた画面にくわえ、 (映画の吹き替えでおなじみの) シブイ声優陣の演技、さらには、キレのいい菅野よう子の音楽などがストーリーに説得力を与えています。
脳内を電子化した人間たちが、さまざまなデバイスをとおし情報交換を行うという、荒唐無稽ともいえる世界を背景としながらも、政治や企業の社会不正をシリアスに描いていく内容は、かえってそれら問題を、よりリアルに浮き彫りにするようなところも。
サリンジャー 『ライ麦畑でつかまえて』 の一節が、ひとりの人間像を浮かびあがらせるなど、デジタルずくめの世界でかいまみせるアナログの存在感が、あざやかな効果を発揮しています。
本編だけで2時間35分という内容も、ふだん2時間平均の映画を見なれた人には、ふつうに満腹感が得られるボリュームでしょう。