NHK大河ドラマ 江 姫たちの戦国 完全版 DVD-BOX 第壱集
まるでコメディ映画もしくはコント番組のようなシーンがあったり、茶々と秀吉のラブストーリーをやってみたり、史実ないことをやってみたり・・・、今回の大河ドラマを「最悪」と評価する人もいるとは思う。
かくいう私も最初はそう思っていた。
だが今では、「このドラマが2011年に放送されてよかった」と思っている。
2011年3月11日、日本最大級の地震がおきた。
そして、多くの死傷者を出し、今なお被災地の方たちは苦しい日々を送っている。
これ以降の報道などを見る度に思うのは、「本当の『平和』とはなんなのか?」ということだ。
そしてその答えの一つを表現しているのが『江〜姫たちの戦国』なのではないかと思う。
主人公・江の生きた時代は、「戦国時代」、多くの人が権力者たちに振り回され、死んでいった時代だ。
多くの人が野心に燃え、争っていた時代だという人もいるだろう。私もそう思っていた。
しかしこのドラマを見ている最中、そして終わった後に思ったことは、「たくさんの人が、ほんとうの平和『泰平の世』を願い、考えていた時代なのではないか?」ということだ。
それぞれがそれぞれの考えの「泰平の世」を実現するために戦っていた、そしてそれに勝ったのが徳川家ということではないだろうか?
そんなことを教えてくれたこのドラマが2011年に放送されたのは、まさに運命といえる。
冒頭に書いた理由などから見ていない人、途中で見るのをやめてしまった人は数多くいると思う。
だがどうか平明な目で一度見てほしい。
そうすればきっと、数多くの教えを聞くことができるだろう。
Santa Fe 宮沢りえ
これのNew Editionではないほうを買ったのは今から2〜3年ほど前だが、カラー写真もモノクロ写真も素晴らしいとしか言いようがない。
一度これを見てしまうと、他に満足できる写真集を探すのがとても難しくなってしまうほどだ。
資生堂のCM vol.2 1978-1999 [DVD]
アラフォー世代の自分にとって80年代の資生堂とカネボウのCMはとても華やかで、都会的に感じられました
そんな青春時代の想い出がキレイな映像で見られると思い速攻で買いましたが、思ったほど懐かしい映像には出会えませんでした
アンジェラハリーはキレイでしたが、それぐらいかな
どちらかというと、牧瀬、宮沢、観月を押さえてる90年代に入ってからのほうが、儲けモノが多かったような気がします
特に、93年春のレシェンテのCM「春うらはらのベイビーリップス」の牧瀬里穂ちゃんがすごく可愛かった!!!
今のところ、ヘビーローテーションで繰り返し観ているのは80数タイトルある中でこれのみです
80年代のCMに限れば、当時も薄々感じていましたが、カネボウのほうがオシャレかも
次は「資生堂」「カネボウ」とメーカーでくくらず、年代でくくっていただけたら、と思います
オーシャンズ コレクターズ・エディション [Blu-ray]
Blu-RayとDVDでは、価値が10倍は違うといっていい、すばらしく美しい映像。
最初のシーンでは、ギアナ宇宙センターから発射されたロケットをイグアナが見つめる様子をまるで賢者が変わりつつある地球を心配するかのごとくみせている。こんなショットはなかなか撮れるものではない。
海洋ものの映像はナショナル・ジオグラフィック等でいくつもあるので、まだわれわれの見たことのないような映像を見せるというテーマで、珍しい海の生き物たちを優雅に見せてくれる。特に青い海のなかをたゆたうように泳ぐ赤いイカがとてもきれいだし、いわしの大群におそいかかる水鳥たちがつばさをたたんでロケットのように水中に突き刺さるように突入するのはとてもダイナミックだ。
水上と水中をほとんどシームレスにつないだようなカメラの動き、また不安定な海面、海中、空中なのにかかわらず微動だにしない画面を見て、「CGじゃないの?」と思う人も多いんじゃないかと思う。その辺の正確な情報はどこにもないからわからないけれど、おそらく素材という意味では本物で、それを途方もない時間をかけて切り取ったり、拡大したり、ブレを直したりしてこの驚異の映像を作り上げたのではないかと思う(信じたい)。
さらにすごいのは音だ。まるで生物のすぐ横にいるかのような息づかいまで聞こえてくる。これも遠くから録音してノイズ除去をやったのだと信じたい。ザトウクジラの歌声は何故かものすごい、何万年もまえのような懐かしさを感じさせる。なにを伝えているのだろうか。
あと、多くのレビュアーが非難している漁船のシーン。これは自分もちょっとおかしいと感じた。こういう見せ方をして、子供たちに見せれば、純粋な子供たちのほとんどは、「アジア人が寿司を食べるために乱獲してそのせいで次々と海の生き物が絶滅している」と思うだろう。それがこの作品の目的だとはまさか思いたくないけれど、「美しいフランスの少年」<−−>「非情に海を殺すアジア人」という対比にはそうとうな抵抗感を覚える。そもそも鯨を乱獲したのは西洋人だということを知らないのか。
ということで、プラス、マイナスのある作品だけれど、大人になって(激怒しないで)見ればとてもすばらしい作品であることには間違いないです。
Wanna Go Home
一曲たりとも捨て曲がない! 初期B'zの音楽性・メロディの集大成とも言える楽曲群がズラリと並ぶ。このCDを聴くと何故だか凄く懐かしい気持ちになるリスナーも多いと思う。海外ロックバンドの名ギタリストたちのテクニックには目を見張るものがあるが、松本の奏でるギターは何と言っても感情豊か。胸に突き刺さるモノがある。その音を聴いただけで、昔の懐かしい風景や出来事等が走馬灯の如く思い出されていくような…。オススメとしては♯7、初めて聴いたときその優しいメロディとラストの激情とも言える泣きのギターに、本当に感動して涙が出そうになった。 現在のB'zファンには特に聴いて欲しい作品。