インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実 [DVD]
サブプライムローンは日本でも「ゆとりローン」と名を変えてもてはやされた。
1億総中流と言われた(最近は差が付いているが・・・)日本人でも、ある年を境に突然支払額が上がる
このシステムに安易に乗って、あとで泣きを見た人がたくさんいる。
アメリカは階層社会なので、70%くらいの世帯は収入的にも結構キビしい人たちだ。
その人たちでも「夢の一戸建て」が買える!という「幻想」を商品化したことで、結局大混乱に陥った。
本作では「金融界の暴走」が責任という見方をしており、それは正しいと思うが、
一方でその「幻想」に乗って「なんちゃってアメリカンドリーム」を体現しようとした国民にも責任はあるだろう。
サブプライムで家を買うばかりか、メルセデスのCクラスあたりも購入。この資金はその家が担保って、どう考えても
おかしい。でもそれに気付かないほどに全米は熱狂していたのだ。
本作はあくまでマクロな視点で金融界を批判しているが、劇中にあるように「ヘタな戦争よりもコストが掛かっている」
という事実には愕然とする。その原因は規制緩和だ、というのが単刀直入で良い。
アメリカが風邪をひくと中国に感染する、という図式もわかりやすかった。
でもあまりに日本の影が薄いのが残念。経済に関しては語るべき必要のない国になってしまったか・・・
まあ、でも同じ経済大国のドイツも登場しなかったから、良しとしよう(笑)。
政治家も企業の重役も、逃げに入ると日米共通だなあ、と思うが、人間カネが絡むとこうなってしまうのだろうか。
1910年代のハリウッドもまだロクな課税がなく、ゆえに当時のスターたちはカネや麻薬に溺れたというが、
まさにこの再現ともいえよう。
最盛期の早川雪洲は現貨幣価値で年間40億円を手にしていた。それもほぼ無課税だったので、100年前に自家用
飛行機を持っていた(笑)。ちなみにチャップリンはその2倍近い価値の金額を得ていたという。
特典映像は12分ほどあるが、メイキングというよりも本編の続き、といった感じだ。
さすがソニーのマスタリングだけあり、DVDでも十分な画質&音質だと思う。星は4つです。
CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection
私が小学生とか中学生のときの歌ばかりですが、
大人になって聴き直したら、いい歌ばっかりでした!
うまく表現できませんが、
心揺るがすほどに激しい感情の歌なのに和みます。
綺麗な日本語の歌詞がいいですね☆
ねじ子のヒミツ手技 1st Lesson
新人なら聞けて当たり前のことですが、なかなか経験を積んでいくと聞けないことも多くて・・・。
これは本当に助かりますよね。
新人さんからベテランさんまで、幅広く読むことができる本だと思います(^^)