マリオ&ルイージRPG
不動の名作と謳われた「スーパーマリオRPG」のゲームシステムの発展系。
従来RPGにおける運任せに過ぎないコマンド戦闘にアクション性を融合し、
ボタンの押し方しだいで多彩な攻撃を繰り出せるほか、モンスターの攻撃も
アクションゲームの要領で回避するという遊び心のあるシステム。
兄弟二人にABのボタンを振り分けたことで、あたかもアクションRPGと
錯覚できるほど直感的に二人の主人公を操作できる脱帽モノの操作感覚。
豊富な敵キャラ各々に個性的な攻撃パターンが複数あり、終始飽きがこない。
一方、移動マップでの操作も増加。ゲームの進行によってボタン切り替えで
様々な行動が取れるようになり、マップもパズル性が強いものになった。
多少の面倒を感じる場面もあるが、基本的に速足なので軽快に進められる。
道中にはミニゲームがどっさりある他、過去のマリオシリーズのネタを
随所に散りばめているなかなかよくばりな構成。
怖いほどテンポよく進められるが、20時間程度はしっかり遊べる。
緑の家(上) (岩波文庫)
ノーベル賞を機に読んでみた者です。
がしかし、最初の1、2章で、これはひょっとして読めないかも知れないとかなり不安にさせられました。
時系列がごちゃごちゃで、過去と現在が一つの文章中に区切りもなく放り込まれています。
しかも登場人物が多く、それが最初のころから全部出てくる感じなので、とにかく混乱。
最初は人物名をメモを取りながら読んでしまいました。
しかし、描写のパターンに慣れ、主な登場人物の輪郭がはっきりしてくると、あとはすいすい読めます。
人物名を書いてしまうとネタバレになるのであえて書きませんが、互いに相関しあう5つの物語がモザイク状に入り乱れて語られます。
ひとつひとつの話はそれほど複雑ではないのですが、まぜっかえすことで読み手の見通しをさえぎり、混沌を創りだしているのだと思います。
従って読んでいるほうは読み進むにつれ、混乱の中から自分で何か見つけ出した気分になれます(実際は作者の術にはまっているだけなのですが)。
これこそ小説を読む醍醐味ですよね。
訳者あとがきを読んで、作中の人物たちの多くに実際のモデルがいたと知りびっくり。
近代と原始が同居する南米、凄いです。
ファミコンミニ ドクターマリオ
舞台が、ウイルスの入ったビーカーの中
っていう発想が面白いし、その中のウイルスを
消していく、という発想もまた斬新で
落ちモノパズルとしては面白い。
このパズルゲームは連鎖を組まなくても、
最初から定位置にあるウイルスをじっくり
薬の色をあわせて消していけばいいので、
落ちモノ系苦手な私でも楽しめるんです。
曲もかわいらしくて好きです。
ファミコン時代のときプレイして思い出深い
ので、ファミコンミニで復活してくれて
うれしいです。
期間限定発売で、もう店頭には新品は売っていない
のが残念ですね。