ケメコデラックス!1(初回限定版) [Blu-ray]
こういう作品って好き嫌いが別れると思います。頭のネジを緩めてぼーっと見ると楽しいです。ケメコからチラッと顔だけ出すエムエムが可愛い。他のキャラも可愛いです。ケメコは例外。作品に対してはこれくらい。
ところで今期からブルーレイで出す作品が増えたと思いません?ギャグアニメをブルーレイで出すのだから、そういう時代だと感じます。個人的にはDVDでも問題無い気もします。
オトナアニメ Vol.10 (洋泉社MOOK)
初の購入となりましたが、内容が素晴らしくとても勉強になる一冊でした。
前半は京都アニメーションから独立した山本 寛さんの初の監督作品「かんなぎ」について
20ページ以上にもわたって書かれており、これからの期待も大きいのではないでしょうか。
後半では、なかなか表にでない「撮影」のお仕事についても書かれており、
将来その仕事につきたい私としてはうれしい限りでした。
1冊の販売価格は多少高いですが、それだけの価値のある内容に仕上がっていると思います。
ケメコデラックス!2 (初回限定版) [Blu-ray]
3話のタイトルが「ケメコ登校!?」ですが、1話で既に登校していたケメコですから、このタイトルは「なんだかなあ〜」冴えません。そして4話のタイトルが「彼女が水着に着替えたら」ですって。「なんだかなあ〜」冴えません。「彼女が水着にきがえたら」は89年に原田知世が主演した映画のタイトルです。87年には「私をスキーに連れてって」という映画に主演しています。いっそのこと、3話のタイトルを「私を学校に連れてって」にしたら4話の「彼女が水着に着替えたら」も生きたんじゃないでしょうか? そして折角ですから1話を「時をかける少女」か「ねらわれた学園」にして、2話を「天国にいちばん近い屋根」とでもして(屋根に突き刺さったロケットで結構天国に近づいていたみたいですから…)原田知世縛りで行くべきでした。
ケメコデラックス! オリジナルサウンドトラック
以前OPEDのCDレビューにも書きましたが、作品を離れて普通に部屋でかけていてもいいほどおしゃれな音楽です。(もちろんギャグシーンに使われたゆるーい曲も収録されていますが…)
トラック2の「ケメコ登場!」やトラック14「究極の力“ナノボール”」は劇中の戦闘シーンに使われた曲をオムニバス的に纏め上げてあり、ハリウッドのアクション映画を彷彿とさせる重厚かつ躍動的な曲に仕上がっています。
特に後者は謎の多い美少女エージェント「黒崎リョーコ」の戦闘シーンに使われているので私のお気に入りの曲です。聴きながら燃えて(萌えて)きますW
なお、斉藤千和さんの「ケメ子の歌」は劇中と違い真面目に(?)全歌詞を歌っているのでこれはこれで楽しめます。さらに主要キャラクターがジャズバンドの扮装をしているジャケット絵も豪華でいいですね。
文句なし☆5です。
ケメコデラックス!1 (初回限定版) [DVD]
原作や公式サイトを含む様々な資料を閲覧し「これは一体何なのか?」を考察してみたの
ですが、やはり、これは「電波系」であろうと思われます。
また、私の個人的な考えですが電場系とは「一般に流通した常識とは乖離した独自の思考、
信条に固執し、発言と行動が常軌を逸脱している物」であると考えています。
よって、ただ単に発言と行動が常軌を逸していても、それに対して確固とした思考と信条が
垣間見えない場合、私は電波系とは認めない事にさせてもらっています。
翻って、この作品を見させてもらいますと、実に素晴らしい電波系です。
ケメコ(てかエムエム)は、もう自分が嫁だって確信して、その元に発言、行動をしている。
全然、そうじゃないのに。
そして、電波系作品の評価基準はたった一つ。
その電波は強烈ですか?
いきなりにオープニングで、夫を神輿に乗せて市中引き回しで十字架処刑。自分は露出度の
高い服装を全開アピール。作中では珍妙な行動を繰り返す。
どこからどう見ても強烈です。
また、付加要素ですが、今期はOP・ED共に歌って踊っている物が多いのですが私の個人
的には、この作品のEDが一番素晴らしいと思っています。
その様な事もプラス要因として、星5個を付けさせて頂くべき物と思いましたので、そう
させてもらいました。