ペンブックス1 ダ・ヴィンチ全作品・全解剖。 (Pen BOOKS)
世では天才とか万能とか云われるダ・ヴィンチ。
もしあなたがその万能を知りたければ「手記」を読めば良いでしょう。
しかし「画家ダ・ヴィンチ」を知りたければ、本書は大変良いと思います。
何よりPen誌は、本品に限らず記事が読み易い上に、
画像の配置に始まる誌面の構成が大変美しいと前から思ってましたので、
ダ・ヴィンチ物を読んでみたいと思った時、迷わず本誌をポチりました。
全体的な構成は、彼の各作品を他者作と比較しつつ深く切り込んだ解説と云うもので、
科学のメスを入れながらも、誌面がビジュアル的に美しい為、本当に読み易い!
又、↑で「画家としての彼を知りたければ本書」をと書きましたが、
彼の万能的な側面をも、直筆手稿の画像を使いながらある程度誌面に割かれており、
そちらの点でも、ビジュアルと知識の双方を同時に得られます。
結果、購入して数カ月経った今でも、繰り返し読んでいます。
ダ・ヴィンチ・コード [DVD]
ダンブラウンの原作本の方が、100倍楽しめます。ただ、トムハンクスの教授役は意外とイケてます。どんな役でもこなす器用な役者ですが、シリアスなものより、スピルバーグと組んだ、ターミナル、キャッチミー、のようなコメディタッチの方があっているように思いますが如何でしょう。ジャンレノは、嫌いな俳優ではないのですが、いつもの髭面、メガネでどんな役を演じてもいつも同じに見えるのは私だけでしょうか。なんか何時も怒っているようにしか見えません。若い頃のアランドロンがレノ役だったら、大ヒット間違いなかったでしょうね。
ルネサンス美術館(全1巻)
ルネサンスの絵画を一望できる、とてもよい編集になっています。
個人的にはもうすこし、ベネチア絵画があればうれしかったのですが。
息子もお気に入りで、よく眺めているので、買ってよかったです。