Time Out
ブルーベックといえばテーク・ファイブ、テーク・ファイブといえばブルーベックだが、「テーク・ファイブ」の作曲者はアルト・サックスの名手ポール・デスモンド。このアルバムのテーク・ファイブでも、ブルーベックのピアノよりデスモンドのサックスを聴くべきだ。くぐもった暖かい音色がデスモンドの身上。テクニック、ジャズの心に溢れた名手なのだが、実態以上に低く評価されているのが残念。デスモンドのサックスに耳を澄まそう。(松本敏之)
タイム・アウト
はじめてDave Brubeckを聴いたんですけど、良いですね!
まさにジャズピアノって感じで聞いていて癒されます。
1「Strange meadow lark」が個人的に好きです。前奏のピアノだけでも聴く価値あります。
Dave Digs Disney
50年代の名盤とされるジャズ・アルバムは、Bill Evansの「Waltz For Debby」以外、実態
の伴わない名ばかりのものばかりと思っていましたが、また一枚、真実の名盤にめぐり
合えることが出来ました。数々のディズニー曲が明るく、楽しげなジャズ曲として昇華さ
れています。オリジナルのアルバムには無かったボーナス・トラックの2曲も上質で明る
いディズニー曲で文句無しです。「Waltz For Debby」のように悲しげな曲は皆無なので
人にも薦めやすいです。多くの人にこの名盤を聴いてもらいたいです。