アクチュール 2011年 7月号 No.24
何冊か、他にも、映画情報誌を買ってみましたが、私『三浦春馬』くんの大☆大☆大ファンで、表紙につられて、実は、この本を二冊購入しました! 一冊は、「鑑賞用」で、もう一冊は「完全保存用」にと思いまして…で、この雑誌は発売予約中から、かなり「人気度」が高かったので、是非、観たい!と思って、凄く期待していましたら、実際、本を読んで、観て、ちょっとがっかりしました。 ピンナップの写真も春馬君の爽やかさが全くでて居ないのと、対談の内容もいまいち面白くないですね…。 『東京公園』の青山真治監督との対談は良かったですが、活字の字体が読みにくいのだと思います。 ちょっと辛口の評価で、済みません。人それぞれに色んな捕らえ方があるので、参考にして頂ければと思いまして…。
東京島 [DVD]
これは様々な事柄の縮図になり得た映画だ。女王蜂のような女性1人と多数の働き蜂のような男性、その中から夫が1名選ばれるという人類創生あるいは建国の神話。生と性と死。宗教の誕生。侵入した異民族との友好または戦争。形成されてゆく社会秩序、等々
そういった要素を映画の中に散りばめているが、分散してしまって、ストーリーがぶつぶつ切れてしまう。映画的省略を云々する前に原作を消化しきれていないからだろう。
そしてバナナがとれる南の島の話だろうに、ねばりつくような暑さが感じられない。もっと湿気とか虫に悩まされるといったリアリティがあってしかるべきではないだろうか。
木村多江がこれまでの出演作にない面を発揮してくれるものと期待していたが、それも不発気味。折角の主演作品がこれでは、彼女が不憫だ。
Will
綾瀬はるか主演映画 "ICHI" の主題歌。
ソンミンを聞いたのはこれが初めてだが、メロディーのすばらしさと彼女の歌唱力には圧倒された。
歌のはじめは極おとなしい。
次のフレーズ
"願うことは ただひとりの人を信じる強さ 形のないあたたかい温もり君が教えてくれた"
でボリュームが上がる。
そして
"ふたりなら Find out and share with you 超えられる I will I will 支えているはずが支えられていた 気づけば互いの愛で"
のクライマックスに続く。
タイトルの "Will" はこのクライマックスからとったのだろう。
映画のテーマは、上の二つのフレーズそのもの。
映画 "ICHI" の脚本・演出には賛否両論あると思うが、この曲はおすすめである。