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新型スカイラインクーペのすべて (ニューモデル速報 (第400弾))


おすすめ度:★★★★★
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まあまあ。
おすすめ度 ★★★★☆

400号記念?効果か、三栄書房さんの気合が感じられ、各章中身が濃くて読み応えがありました。
スカイラインクーペのデザインや「スカイラインらしさ」云々は、各人が考えて頂くことなので、その点は触れませんが、
クルマとして評価しているところがいいと思う。「スカイラインらしさ」と言う言葉は所々あったけど。

また、開発ストーリー、デザインインタビューでは担当者の熱意が伝わってきます。
日産の開発陣は他社に比べて「負けたくない」とか「妥協しない」という言葉が多いような気がしますが、これはライターが引き出しているのかな?。
ただ、フロントのデザインから実車にする苦労が紹介されてましたが、これは難しいデザインにしたからエンジニアさんが苦労したのですが、
エンジニアさんを苦労させる割には「特別」綺麗なデザインかな?と思うと、僕は本末転倒な作業をしているなあと感じました。
各パーツの輪郭を分割ラインに仕上げたら、そんなに苦労せず、チリ合わせのラインを減らして綺麗な外観ができるのになぁと感じました。
ライバルとして挙がってたBMWはその点上手いと感じます。
そういう所はもっと突っ込んでインタビューして欲しかったなと感じました。

あとは、吉田由美ちゃんの車格に合った、エレガントなドレスでお届けする「使い勝手チェック」は必見!。
由美ちゃんファンは購入すべきでしょう。

メカニズム解説もVVELエンジンの解説は解りやすかった。でも、図と本文を一部だけしかリンクさせてないのが残念。
もっとリンクさせた方が解り易いのに。
もう一つ残念なのは、このメカニズム解説の中で、ブレーキの写真の紹介が間違っていたこと。
両方ともフロントブレーキの写真なのに、廉価ブレーキを「リア」と記述していた。
残念。
フロントブレーキをリアと間違えるなんて、安藤氏ならやりかねないですね。
おとなしく環境問題に特化して活動すれば良いのに。



本当の意味で「ときめく」事が出来るか?
おすすめ度 ★★★☆☆

新型のスカイラインクーペがデビューした。確かにイメージ的には先代のV35に準ずるものだが、よく見るとグラマラスなデザインになっており、明らかに違う。ひと皮剥けた感じだ。
メカニズムについても新しく「VQ37VHR」エンジンを搭載したり、万が一歩行者がぶつかってもボンネットが浮き上がって衝撃を緩和するシステムを導入している(これは新型ジャガーXKとこのスカイラインクーペくらいであろう)。なかなか意欲的だ。
ただ残念なのは値段もアップし、更に若者には手が届きにくいクルマになっている事だ。殆どのグレードが400万円台だ。BMWの3シリーズでもそうであるが、もっとベーシックなグレードがあっても良いと思う。例えばV6の200GTとか…。
でもこの日本ではクーペを名乗るクルマがあるだけでも貴重な存在となってしまった。大トヨタに至っても皆無だ。約2兆円の利益があるのだから、それくらいの余力があってもおかしくないとは思うのだが…。
パソコン、携帯電話等々…若者がカネをつぎ込む対象が多い中、もっとときめく事の出来るクルマを日本のメーカーは出して欲しいと願ってやまない。


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