アクションでは、ただ出てくる敵をやっつけるだけではなく、バイク野郎に囲まれて轢き殺されそうになったり、原作に忠実な状況で戦うような設定になっていてすごく凝っています。
製作者の意地が垣間見れる一作おすすめ度
★★★★★
まず電源を入れてみましょう。オープニングムービーが流れます。
このポリゴンのオープニングムービーからして、何か色々な物を感じずにはいられません。
何か違うが、伝えようとしていることは痛いぐらいに伝わってきます。
ゲームを始めてみましょう。
雑魚がわらわらと出てきますが、雑魚なのですぐに薙ぎ倒せます。
この辺りは、普通のアクションなら歯ごたえの無さを感じるのでしょうが問題ありません。
だって、ケンシロウですから。”製作者は良く解っています”
で、たまに赤い敵が出てきます。コイツ等は要チェックです。
攻撃を加えるといきなり喋り出しますので、喋りきるまでにコマンドを入力しましょう。
成功すると『リアルタイムあべしシステム』が発動します。
台詞が途中で「い、いせえび〜!」等と変化します。
成功すると体力も少し回復します。本当に”製作者は良く解っています”
余談ですが、ファミコンで発売されていた『北斗の拳』も赤い敵は重要でした。
この辺も昔のマニアには感涙ものです。
ストーリーはラオウを倒すまでですが、割とどうでもいい『デカイ婆さん』や『ミスミの爺さん』などのエピソードが入っていたりするので侮れません。
私、この辺もゲーム製作にあたり、激しい攻防があったのだと想像せずにはいられません。
で、各章をクリアする毎に『世紀末シアターモード』の項目にチェックが入ります。
これもまた凄いのですが、その辺は他のレビュアーの方を参考にして下さい。
星4つなのは、雑魚のバイクと火炎放射器が鬱陶しかったので4つです。
個人的に、本当に凄いと思った点は、予約特典の『ジャギ様胸像プレゼント』です。
ご丁寧に、『俺様の名前を言ってみろ〜!』というキャッチコピーも見逃せません。
重ねて言いますが、きちんと『ジャギ様』となっていました。
私、”製作者の本気”を感じずにはいられませんでした。
ゲットして、マイルームにてジャギ様に敬礼出来なかった事が未だに悔やまれます。
クリアしたら欲が出てきます
おすすめ度 ★★★★★
数ある北斗ゲームの中では最高峰に当たるんじゃないでしょうか?ゲームゆえの失笑加減や、ポリゴンの角張った造形も今となっては可愛げがあります。 クリアをするとさらに欲が出てきて、完璧な原作通りのストーリーでやりたくなります。難を言えばゴランの話やリュウガ、五車星全員を出して欲しかったですね。帝都、修羅の国も見たかったですね。特に声優さんがほぼアニメ通り再現されてるのが嬉しい限りです。一部のキャラの声(スペード、ハート、ジャッカル、フォックス、デビル、ジャギ、ギュウキ、ハブ、ダガール、リハク、ヒルカ、)が違います。あと南斗聖拳もちゃんと再現して欲しかったですね。