兄弟対決の場面が圧巻おすすめ度
★★★★★
再び羽山氏の絵で北斗が拝める日が来るとは思いませんでした。
この人の絵は特徴があって、ちょっとアニメに詳しい人なら誰でも知ってると思いますが、やっぱりこういう作品を手がけるとすばらしいと思います。髪、表情、体の線、筋肉の動き、誇張された造形が妙にリアルで美しい。特にラオウとトキのバトルシーンは圧巻。上手いなあ。(と繰り返し再生)
お話は原作ファンならよく知ってる物語ですが、作画、演出、音楽、それとトキ役の声優さんなどなど、相乗効果でやっぱりぐっとくるものがありました。あまり書くとネタバレになっちゃいますが、ラオウが泣く場面の演出よかった…
細かい注文がないわけではないですが、絵がかっこよく動いたので☆5です。
トキの物語!!!おすすめ度
★★★★☆
北斗神拳史上、最も華麗な技を使う男、トキ。
トキの人柄や人格は、誰もが伝承者にふさわしいと思っていた。
だが、病に倒れたトキは伝承者の道を断念した。
長兄ラオウとの誓い。自分の信念を、どこまでも曲げない愚直なトキの行動は
、観る人に、いいしれぬ感動を与えます。
トキ・・愛の物語おすすめ度
★★★★★
・・初めはまったく期待していなかった。ユリア伝の例もあるし・・と悩みましたが買ってよかった。まず絵が綺麗。トキの表情が繊細に描かれていて、トキの象徴として出てくる蝶の表現が美しく胸を打ちます。そして、なによりも彼が悲運の孤独な天才だけではなかったこと、自分の意思を受け継ぎ愛してくれる者がいたこと、誰よりも彼を認め彼の悲運を悲しんでいた兄がいたこと。ラオウとトキの兄弟対決は涙なくしては見れません。何かと宇梶氏版ラオウの批評が多いのですが何より心を打ったのはそのラオウの声でした。覇王としては先代のほうが迫力はありますが人間として一人の兄としてのラオウの言葉に宇梶氏しか表現できない優しさが滲み出て・・凄く感動しました。今までの四作品中最高傑作だと思います。アクションとしてではなくトキの愛の物語として観て欲しいです。
それでもトキは微笑んでくれます
おすすめ度 ★★★★★
病に冒されていてもどんなに過酷な宿命を背負っても優しさを忘れない男トキ。この物語を見ればトキこそ真の北斗神拳伝承者!と言いたくなるはず。そしてラストシーンでサラの前に現れるトキ、最後までトキは微笑んでくれます。涙が自然に流れてくるそんな物語に仕上がってます。