隠れた真実。おすすめ度
★★★★☆
ジャックニコルソンが凄く良い。
偏屈でいつも人に対して毒舌ばかり言う小説家。
簡単に吐き出す傷付く言葉の奥に
繊細で心温まる感情が潜んでる。
自分を守るため、感情をコントロールするために
いつの間にか慣れてしまった習慣みたいなもの。
それは言葉だけじゃなく行動もそう。
自分の中での決まりごとを変えるのが嫌で、
臆病に神経質になっている。
そして、さりげない親切心が少しずつ解るにつれ
客とウェイトレスの関係が変化していく。
この作品は淡々としてて、面白い小ネタも盛り沢山で、
痛みも喜びも共感できる名作です。
素敵な恋おすすめ度
★★★★★
まさしく「素敵な恋」っていう感じ。美男美女の激しい恋ではなくスリル(?)は無いけど、本当に恋って素敵だな~って思わせる映画です。
これが大人の恋愛かぁ、、、。
おすすめ度 ★★★★★
私はまだ10代だけど、そんな私でもすごく感動しました。やはり、主演の二人の完璧な演技がそうさせるのでしょうが、個人的には、ゲイのサイモン演じるグレッグ・キニアとそのペットの犬にオスカーをあげたかったですね。
特に犬は、すごく可愛い上に、人間以上に良い演技を見せてくれています。
概要
ジャック・ニコルソンとヘレン・ハントが、年輪を重ねた者同士の「人生の綾」を体現し、ゴールデングローブ並びにアカデミー賞の主演男優賞と主演女優賞をあわせて獲得したヒューマンコメディだ。
ニコルソン演じるのは、恋愛小説で名を馳せた作家。だが素顔は病的なまでに潔癖症で、自己中心的な偏屈男だ。この憎まれ役が、ぜん息もちの息子と暮らすシングルマザー、ハント扮するなじみのウエイトレスとの恋を通じて、人間性を回復してゆく。隣りに住むゲイの画家と愛犬との交流も重要で、3人+1匹のセッションが豊かなハーモニーを作りだしている。
当時60歳のニコルソンから男の色気とナイーブさを引きだしたのは、『愛と追憶の日々』で彼にオスカー助演男優賞、そして自らにも監督賞をもたらした名匠、ジェイムズ・L.ブルックスだ。(轟夕起夫)