自分が満足して、溢れた気持ちを人に分け与えなさい。。 おすすめ度 ★★★★★
セアロがどのようにして出家したのか、出家後の暮らしの様子、著者らが体験したミャンマーでの不思議な出来事、セアロの他の本から中々見る事の出来ない内容が綴ってある。
全体的にはセアロからの教え:著者の質問を通しての私たちへの気付き:ちょっとした宗教的な解説、という所だ。
セアロについての本は「私は私」(講和会の内容をまとめた本)
「108の言葉」(セアロの格言集と言うか、読む事により気付きを受ける本)もある。セアロを良く知らない方は、ホームページや、この2つの著書を見てみると
良いかも知れない。その上で本書を読むとより楽しめるのではないか?と思う。
セアロという人物は、臙色の袈裟をまとった坊主。ミャンマーで得度した日本人僧侶である。各地で講和をしているが、中々「坊主」とは言い難い。
講和の内容も愉快で面白く、「宗教は嫌いだ。」「タバコは止められないね〜。」
なんて笑いの中で私たちに気付きを与え、個人の自立を支援するタイプの方だ。
不思議な魅力を持つ、素晴らしい方で私はセアロが大好きだ。
NPO法人も設立し、世界各地の貧困地の自立の為の支援を行なっている。
コチラのHPも覗いてみると良いかも知れない。
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