この巻では一気に三人のお話を見ることが出来ます。中でもまりやの瑞穂に対する複雑な気持ち、そして敵対しながらも自分を助けたり、励まし続ける瑞穂に対する貴子の戸惑いの気持ち…。厳しいスケジュールの中でこれだけ中身の内容の濃い原作版を巧く再現出来ているアニメだと思います。
ファンへの配慮?おすすめ度
★★★★★
この終わり方は各キャラクター好きな人たちへの配慮でしょうか?
原作を知らない自分としては上手くまとめたと感じますが好きなキャラがいる方はそうではない様子…
やはり自分のお薦めキャラとのハッピーエンドを望んでいるようですね。
さて今回で最終回ですが終始ほんわかした雰囲気の作品で気楽に見れました。
最近のアニメには珍しくい優しい気持ちになれるストーリーだったと思います。
欲を言うならもう少し続けてほしかったかな…と
このアニメを見て不快な印象を受ける人は少ないだろうと思う。
良作と言っていいでしょう!
まりやの苦悩
おすすめ度 ★★★★★
第３巻は、まりやの瑞穂への思いが語られています。
瑞穂と貴子は文化祭で演じる「ロミオとジュリエット」を練習している間
まりやは瑞穂への思いを自覚して、恥ずかしさからかそれとも・・・
とにかく瑞穂を避けてしまい、クラスのプラネタリウムの公演に打ち込んでいた。
そして、文化祭本番になり・・・
ここからは、ＤＶＤを見て確認してください。
概要
PC恋愛アドベンチャー・ゲームを原作に、女装して名門聖應女学院へ転校してきた男の子・瑞穂（堀江由衣）の学園倒錯ライフを描いたTVアニメのDVD第3弾。第8話「縮まらない記録（タイム）」は、陸上のタイムがなかなか伸びずに悩む由佳里（松本彩乃）を瑞穂たちが励ますお話。ラスト、幽霊の一子（後藤邑子）の行動がちょっと感動的。第9話「まりやの気持ち」学園祭で生徒会主宰の芝居「ロミオとジュリエット」に主演することを決めた瑞穂。このところの彼女…ではなく彼の人間的成長に、親友のまりや（浅野真澄）は寂しさを感じてしまう。第10話「二人のジュリエット」は、学園祭当日。ラブシーンもありの芝居本番、そのハプニングで瑞穂は？ この巻は3話とも瑞穂をめぐる少女たちそれぞれの想いが描かれ、それとともに彼女たちの魅力も引き立つ見事な作りになっている。特にまりやと生徒会長・貴子（たかはし智秋）の複雑な想いが濃厚に、そして繊細に表れている。また第10話は瑞穂の男女性の交錯を巧みに用いた設定も秀逸だ。映像特典の声優イベントも楽しさが伝わってくる。ダイジェストなのは惜しいが、完全版のDVD出ますかね？（増當竜也）
