マンガに比べて青春=甘酸っぱさは少ないです。正直、映画版の方がキラキラしてます。映画版で象徴的に使われていた海のシーンも、このドラマ版ではあっさりしすぎています。しかもこのシーン第2話での登場。最終回にもってきてもいいくらいのベストシーンなのに・・・。つまりこのドラマ版ハチクロは、原作を無駄遣いしているシーンがたくさんあるのです。
キャスティングもちょっと・・・というところ。見掛けはともかく、キャラクターの性格が変わっているのはいかがなものか。竹本がAVを見る、真山が周りに冷たい、森田がふざけ(すぎて)て見える等々・・・
青春!おすすめ度
★★★★★
大学という言わば人生最後の学生生活の中で、登場人物の個々の片思いの葛藤に共感を覚え、『はぐちゃん』を中心とする男二人と真山を中心に三角関係に毎回ドキドキ。
脇役ではあるが、ローマイヤー先輩の神の言葉(?)で和みを作り、数々の若さゆえの悩みも共感出来るいい作品に仕上がっていると思います。
個人的にはエンドテロップの画面が毎回違い、凄く楽しみにしていました。
テロップ無しのエンディングが収録されていたら嬉しいのですが…どうなんだろう?
とにかく発売が待ち遠しい。
映画版よりも30点上おすすめ度
★★★★☆
本作品はドラマになる前に同タイトルの映画が公開されましたが、映画のほうはイマイチでした。確か映画版のレビューでは星2個をつけたと思います。今回のドラマ版が放送が決まったときは、「映画があんなんだったから、ドラマもたいしたことはないだろう」と思っていましたが、そんなことはありませんでした。今クールで一番面白いというほどでもありませんでしたが、映画版と比べると30点は違います。
ドラマ版が映画版と比べて違うところは、まず細かいところまで出来ていたところでしょう。映画版は時間の都合もあったでしょうが全てに中途半端な印象が強かったですが、ドラマは細かいところまで描けていたと思います。
そして、映画版とドラマ版の最大の違いは、やはりキャストでしょう。映画版のキャストも悪いわけではありませんが、ドラマ版と比べると少し見劣りする感じがします。キャストで一番よかったのはやはり成海璃子と生田斗真でしょう。特にはぐみ役の成海璃子はよかったです。映画版ではぐみ役をやった蒼井優はすごくよかったのですが、今回の成海璃子は蒼井優と比べても遜色ありませんでした。
映画版を見てガッカリした人はドラマ版を見てみることをお勧めします。でも、「原作の大ファン」と言う人は見ないほうがいいかもしれません。原作は未読ですが、原作物というのは多かれ少なかれ原作とは違うものですから。
片思いって切ない
おすすめ度 ★★★★★
個人的に好きなドラマです。
片思い中心なのでとても切ないです。
最初は微妙かな?と思ったんですが...
回を追うごとに面白くなってきたと思います。
竹本くんの語りが凄い好き。
切ないけど凄くいいことを言ってる。
主題歌のキャンバスも合っていて好きです。
概要
2008年1月~3月、フジテレビ系で放映された、成海璃子主演のキャンパス・ストーリー。共演は、生田斗真(ジャニーズJr.)、原田夏希、向井理、成宮寛貴ほか。原作は、羽海野チカによる同名の人気コミック。美大生たちの恋と友情を描いた物語で、登場人物たちが織り成す叙情的でプラトニックな恋愛模様が微笑ましい。誰もが切なくてほろ苦い思いを抱いており、観ていると全員の幸せを願わずにいられなくなる。天才的な美術の才能をもつ花本はぐみ(成海)、陶芸のセンスが光る山田あゆみ(原田)、枠にとらわれない芸術家肌の森田忍(成宮)に囲まれ、突出した才がないと悩む竹本祐太(生田)が自分なりに成長してゆくさまは、大きな見どころのひとつ。また、ガーリーで愛らしい鳴海らのファッションも見逃せないポイント。(みきーる)