もう一度フュージョンやってくれないかなぁおすすめ度
★★★★★
高校生の頃渡辺貞夫のラジオ番組で向井さんの「コーラルアイ」を聞きました。なかなか音源にめぐり合うことがないまま約20年。ついに私のもとにやってきた!
向井さんの伸びのあるハイトーンとスーパーテクを楽しめる良質なフュージョンアルバムです。
かつてインタビューでフュージョンに飽きちゃったんだよねって言って、こっぱ難しいことをやり始めた向井さんですが、ポップに聞けるフュージョンもたまにはやってくれないかなぁ。
躍動感溢れる極上のポップ・フュージョンを展開した名盤!!
おすすめ度 ★★★★★
1979年、フュージョン・ブームの最中、日本コロムビアに発足された専門レーベル"ベターデイズ"の作品が待望のCD化。トロンボーンという楽器が、こんなにも魅力あるものと教えてくれたのが、この向井滋春。当時シティポップスの連中とも交流を深め、ここにも参加した渡辺香津美(g)、山木秀夫(ds)らとジャンルを越えて意欲的な活動を展開。その時期に発表された本作は、ネイティブ・サン、スクェア-らの人気グループにも劣らぬ躍動感溢れる極上のポップ・フュージョンを展開。ブラジリアン・ムード濃厚な1曲目「ニムオロ・ネイナ」は、アイヌ語で"根室の唄"の意。これだけでもサウダージ感いっぱいでしょ!その他、ヤクルト初優勝に捧げた「V1ファンク」、大貫妙子参加の「コーラル・アイズ」聴きどころ満載。ジャケの向井さんもカッコイイ。(実は裏はもっとカッコいい。)