∞(インフィニティ)(初回限定スペシャル・プライス盤)
2011年10月5日リリース。シャリースこと、カーマイン・クラリス・レルシオ・ペンペンコ(1992年5月10日 - )はフィリピンの女性歌手。デビュー・アルバム『シャリース』は、Billboard 200アルバムチャートで初登場8位を記録し、アジア人アーティストとして初めて同チャートトップ10入りを果たしている。本作はメジャー・アルバムとしては2ndにあたる。
ジャスティン・ビーバーと同じく、彼女が世に認知されたきっかけもYouTubeだ。面白いのは彼女の場合、ビーバーと違い投稿したのは彼女の熱心なファンである『FalseVoice』というユーザだったことで、彼女の歌っている映像を集中アップし、ファンを掴んたことだろう。YouTubeというものがある限り、真に実力ある才能は必ず多くの人のもとに届くようだ。
シャリースはホイットニー・ヒューストンとセリーヌ・ディオンに加え、マライヤ・キャリーやレジーン・ベラスケスに影響を受けたと言っている。が、正式なボーカルトレーニングを一切受けていないのだそうだ。つまり地肩としての歌唱力が飛び抜けていることになる。アメリカの人気ドラマ『Glee』のエグゼクティブ音楽プロデューサーライアン・マーフィーは『彼女が口を開くとき、天使は飛び出す』と彼女の声について絶賛している。
そういった事を頭に入れなくても、このアルバムの彼女の歌唱力は素晴らしい。ぼくが特に気に入ったのは『Lost The Best Thing』。次は、こちらも歌唱力が飛び抜けているジャスティン・ビーバーとのデュエットが聴いてみたいな、と思う。
CX系月9ドラマ コード・ブルー 2nd season OST
繊細さと力強さを表現した各曲あり、打ち込みと生音とのコラボが楽しい演奏あり、なかなか聴き応えがあります。ドラマのファンなら必聴もの。私は届いてから2回聴いて、現在3回目のローテーション中。気に入りました。ドラマを見ていないかたでも、ヴァンゲリス、姫神、エンヤ好きなら、買って損はしないと思います。
ライナーノートは見開きの簡単なもので、ちょっとさびしいかも。
魔界都市ブルース 恋獄の章 (マン・サーチャー・シリーズ) (ノン・ノベル)
恋というテーマは人外の美貌を備える魔人にも感傷的なひと時を与える力があるらしい。 今作の秋せつらは珍しく人間くささを纏いながら妖糸を奮う。 ふと、懐かしい感覚に捕われながら一気に読破してしまった。久々に心地よい読感。 《魔界都市》には悲恋も、邪恋も、狂恋も、その全てが似合う街である。どんな悲劇で終わろうと心配は不必要(いらない)。 新宿の化身、美しき魔人、秋せつらが見守っているのだから。