プリンセスチュチュ 3(trois)<初回限定バレエ音楽収録CD付> [DVD]
子供を3人産んでこのかた、全く自分自身が好きな番組などはなかったのですが、このアニメはとてもバレエのクラシック音楽を使っている事も手伝って、情緒的で芸術性が高いと私は思います。
絵もかわいく、卵の章の最終話などは、
30才を超えてアニメで泣くなんてとても恥ずかしい事なんですが
感動してしまいました。
プリンセス チュチュ - Morning Grace / 私の愛は小さいけれど
最近のポピュラー/アニメ系CDは、聴いた感じの派手さをとにかく
優先させ、楽器(演奏)やボーカルの音が崩れていてもお構いなし、と
いうものが目立つように思います。しかしながら、このCDでは少なく
とも楽器一つひとつの音がしっかり生かされています。
バレエを前面に打ち出したアニメ作品の主題歌なので、当たり前だと
言われればそうですが、アコースティック楽器だけを使用したその演奏
形態は、どちらかといえばクラシック的です。ポピュラー/アニメ系と
してはかなり異色であるといえますが、にもかかわらず、クラシックを
ほとんど聴かない私でも、抵抗なく受け入れることができました。
どちらの曲もシンプルですが重厚で、決してテンポが遅いわけでは
ないものの、全体的にゆったりしているので、終始リラックスして聴く
ことができるでしょう。ただ、高音域を強調したボーカルは少々耳障り
に聞こえ、気になりました。
あと、気になったのは録音エンジニアが外国人である点です。これ
自体どうということはないのですが、もし海外のエンジニアを起用
しないとこういう音が録れなくなっているとしたら、これは由々しき
問題です。
最近のCDを聴いていると、日本のエンジニアにはもうこういう音が
録れなくなったのではないかと思えることが多々あります。もし本当に
そうなら、日本の音楽業界はいずれダメになるでしょう。
それはさておき、派手なものだけでなく、こういった作品が
ポピュラー/アニメ系音楽としてもっとたくさん登場してもいいのではないでしょうか。
プリンセスチュチュアニメ公式ガイドブック 卵の章 (チャンピオンREDコミックス)
思った以上に本のサイズが小さく、薄かったので第一印象はガーン!という感じでした。
でも、実際に中を見てみると、各話のダイジェスト、声優インタビュー、
バレエの基礎知識、製作スタッフへのインタビュー、使われた音楽の解説等、
本当に細かいところまで書かれていて、満足できる一冊でした。
特に、バレエの知識がない私でも分かりやすく書かれてあったので、安心して読めました。
「プリンセスチュチュ」が好きで、もっと作品のことを知りたいと思われる人にはお勧めの一冊です。
かわいいこども達の変身服―すべて作り方つき (レディブティックシリーズ no. 2773)
シンプルですが、なんせ、型紙が すべてのサイズ、種類とともに、1枚の紙の表裏についているのでわかりにくい。
また、過去やこの後にもそっくりな本が出ているので、高額で購入して失敗、というところでしょうか。