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このアルバムは、奥田民生の作品の中で1,2を争う傑作だと思います。
ザラザラしたサウンドのパワフルなロックですが、どこか不安げな空気の
漂う作品でもあります。「悩んで学んで」では「不安だー!」と叫んでるし、
「厳しいのである」では「俺、才能ないや」と嘆いてます。このとき民生
30才、無邪気な少年じゃいられない。理想と現実の狭間で悩み苦しむ。
そこで七転八倒する姿が美しい。この作品を作れたからこそ今の民生が
あるのだと思います。痛くて美しいアルバム。
郷土の先達とゆく筑波山
筑波山は、古くから「東の富士、西の筑波」といわれて親しまれ、八七七mとけっして高くはない標高ながら、日本百名山にも数えられてきた。
その筑波山を、郷土の先達が教えてくれるような豊富な知識とともに、紹介するのが本書の構成。冒頭には、「先達に学ぶ筑波山の魅力」と題して、里山の先達、歴史の先達、古民家の先達と三人の先達による鼎談が収録。
農業や万葉集、茅葺き屋根などについて触れながら、先達ならではの名言や秘話を披露している。筑波山とその周辺を、山麓「すそみ」エリア、中腹の筑波山神社エリア、登山道と山項エリアに分け、歴史や地元ならではの祭り、芸能、自然を紹介しながら筑波山の魅力を余すところなく述べる。
登山コースはもちろん、筑波山麓に住んでいる人でなければ見ることのできない山麓の見どころまで幅広く紹介する。
これまでの登山とは違った山麓の山里めぐりを楽しむことができる。
『岳人』07年11月号(No.725)より
子どものための論理トレーニング・プリント
欠点は、解答欄が小さいこと。
沢山書きたい子には、ちょっと不満があると思います。
良かったことは、論理的な文章が書けるようになること。
このトレーニングを終えた子は、
「日本の首都は?」の問いに
「東京。。」ではなく、
「日本の首都について回答します。それは東京です。」と
回答するようになるはず。
積極的なお子さんは、すぐ、この方式になじむと思いますが、
うちの消極的な子は、出来るだけ沢山書きなさいといわれても、
一個しか書かない。。
バツにしていいのか、マルにして良いのか、悩みました。
マラソン2年生
前作の「マラソン1年生」でフルマラソンまで走ってしまったので
今回はさすがにネタ切れでは、などと思いながら読み始めたのですが、
いい意味で裏切られました。
たかぎさんが描く各地のマラソン大会は、いずれも魅力たっぷり。
勿論、たかぎさんならではの画風や表現方法も素晴らしいのですが、
何より、心から楽しんで走っているのが伝わってきます。
一方で、駅伝大会でライバルチームと火花を散らしたり、
東京マラソンに一人当選したのりこさんにジェラシーを感じたり
といった新たなエピソードも満載。
ボリュームたっぷりの内容でしたが、一気に読めてしまいました。
そして読み終わった後には、間違いなく与論島に行きたくなるはず!
自分もまだハーフしか経験はないですが、いつかチャレンジしてみたいです。
首都圏新都市鉄道 つくばエクスプレス [DVD]
限定版が最初あったのですが買わなかったのを後悔するくらい質がよいです。
トンネル(地下部分)をはっきり見える様に処理しています。それ故、トンネル部分でもスピード感が満喫できます
(新幹線は速くても照明がちらっと見えるだけで照明の動きで走っているとわかるのですが・・、豪快に高速で走っているのが見えます)
試運転なので乗客がいないなど違和感がありますが、130キロをほとんどスピードダウンせず走るため凄く爽快です。
交直流セクション、車庫への路線、後ろのアングル(アングルを入れると画質が低下しますがそれ程低下していません)
加えて往復なのでボリュームも高いです。
迂闊な特急、新幹線DVDより爽快ですし、これ程地下区間がはっきり見えるのは初めてです。