知事抹殺 つくられた福島県汚職事件
本書の前半では原理原則にこだわった佐藤栄佐久元知事の
純粋で頑固な姿勢と、それと対立した霞ヶ関(経産省、総務省)
それに力を貸した東電がどのように暗躍していたか冷静な描写で語られる。
後半では、検察との戦いがリアルに描かれる。
佐藤栄佐久元知事はタフな百戦錬磨の東大法学部出身の硬骨漢であるが、
それでも逮捕されて、狭い独房暮らしと連日の取り調べで信念が
揺らいでいく課程が恐ろしい。
弁護士との接見が許されていても判断力が鈍っていく。
佐藤元知事は、学者・顔のない官僚・電力会社・メーカー
一体となった原子力村によって全てが決められていき、外部の
批判を拒絶し、無視し、踏みつぶす仕組みは大変危ういと指摘しています。
福島県民に奉仕する真の政治家として生きている人から学ぶことは
たくさんあります。元神奈川県、元島根県の知事などの似非改革派の
真の役割(霞ヶ関の第5列)もわかりやすく書かれています。
DJ+ドラマCD「いつでも召喚!サモンナイト4」第2巻
キャラクターのカップリングが満喫できます。
ちょっとエッチなシチュエーションもあり、個人的は大満足でした。
シリアス路線希望の方には肩透かしな部分もあるのかもしれませんが
この手のドラマCDは他にないので、逆に貴重です。
プレ値で高騰してますが、買ってよかったです。
キャラクターの魅力を楽しみたい人にはおススメです!
桜田門外ノ変【DVD】
久々の史実に基づいた正統な時代劇で、様式美を重んじた重厚な構成は見ごたえがあり、「これこそ時代劇」と言える。正統過ぎてやはりある程度の幕末の歴史的知識がないと楽しめないことは確かだ。吉村 昭氏の原作をうまく消化して映像化していることは賞賛に値するが、井伊大老暗殺の顛末を描く暗く救いの無い話なので、最後まで観ていても高揚感は感じられず、いわゆる面白い映画ではない。穿った見方をすれば、自分たちの主義主張を暗殺という非常手段に訴えたテロリスト達の物語と言えなくもないが、幕末に自分の命を顧みないこのような純粋な志士たちが沢山いたからこそ日本は欧米の帝国主義の犠牲にならなかったのは事実なのだろう。「維新の口火を切ったのは我々だ」という水戸藩(=茨城県)の人々の自負と物凄い熱意がこの作品の土台にあるのは確かで、エンドロールに出てくる茨城県の制作協力団体の数には圧倒される。今回の震災で大きな傷を負った福島県もいつの日か県民全体の情熱を持って戊辰戦争を描く映画を作ってもらいたい。そんなパワーが1日も早く戻ってくることを心から祈っている。
とある科学の超電磁砲 第1巻 <初回限定版> [Blu-ray]
人それぞれ好みがあるのは当然ですが、私は新井さんで良かったと思います。
「お姉さま、ムフ、ムフ」は、彼女の声しか考えられません。
シャナでも、少ししか出ませんでしたが、私は忘れられません。あの声が。