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Devourmentの新曲1曲にデモ音源が3曲、1stの作品8曲の全12曲が収録されたリイシュー盤です。
ビィービィー、ゴヴォゴヴォとまるで豚の鳴き声の様に歌い上げるガテラルヴォイスに、ヘヴィなギターとシュタタタタターと炸裂するブラスト・ビート、これぞ正にブルータル・デス・メタルの真骨頂。
これを聴かずしてデス・メタルを語ることなかれ、とまではいわないがアングラ系のブルデスに興味がある方には是非、一度聴いてみて欲しい作品です。
ジャケットもなかなかイカしたジャケを使っています。
Butcher the Weak
Devourmentのリ・レコーディング盤です。ファーストではヘウ゛ィでノイジーなギターとスローとミドルテンポを絡め唐突に超速のブラストビート&ロールで攻め立てるブルデスでしたが、今回はブラストを増加し、ズンズン落とすパターンは少なくなっています。 しかしビートダウンは健在ですのでTхDMファンはご安心を。 今回はズンズンサクサク曲が進みます。グラウ゛ィティブラストも導入。サードも出た事だし、これからどんどん強烈なブルデスを聴かせて欲しいものですね。(^-^)後、ガテラルは前任者の方が凄いです!嫌な事があったらこれ聴いてお酒でも飲みましょう。
Unleash the Carnivore
2009年にリリースされた、TXDMの帝王の3rdアルバム。リリースは2009年だったので、好きな方はCDを既に持っているでしょうね。
傑作と言われる1stと比べると、ずっと聴きやすくなっています(音質もクリアです)。
と言っても、″DEVOURMENTにしては聴きやすくなっている″という意味です。メロディはありません。
2ndからヴォーカルを担当しているMike(1stは現ギターのRubenがヴォーカルでMikeはベースを弾いていました)。不潔な下水道ヴォイスで「ヴーヴー」唸り不快感を撒き散らしています。
そのヴォーカルが映えるスラム・パートを要所に配置。
ヴォーカルの存在感も強いですが、ドラムが聴いていて楽しい。ブラスト・ビート以外にも色々やっていて、聴き続けてもなかなか飽きません。
聴き慣れていないと、どの曲も同じように聴こえるかもしれませんが、ドラム等に注目を置いて聴いてみると曲の違いがわかるようになると思います。1stと比べれば曲と曲の違いはわかりやすいです。
こういうアルバムは一生聴く事が無い人がほとんどだと思いますが、アングラ系のデスメタルに興味がある方はDEVOURMENTを聴いてみて下さい。
不快感を存分に味わいたい方は1stをどうぞ。