Molecular Biology of the Cell 5E
Molecular Biology of the Cellには、Paperback版と、reference editionが存在するが、reference editionの方が、断然良い。現時点での、分子生物学の新たな知識、問題点、不明な点をはっきりと分かりやすく記述してくれている。この1冊をしっかり読めば、生物系の大学院生としては、自分の専門分野以外の事も理解できるでしょうし、何より、分子生物学を俯瞰できるのが素晴らしい。英語は平易であり、読みやすい。前の版と比べても格段に分かりやすくなった。大学院生、生物系研究者は、もう一度、初心に戻ってこの本を読破すべきである。瞠目すべきこと明らかである。もしそうでないのなら、自分には、センスがないのだと思って、研究者を断念すべきである。それぐらい、値打ちのある本である。