うさぎドロップ [Blu-ray]
原作は読んでいませんが、劇場予告でこの作品を知り、見ることにしました。 それは愛菜ちゃんや松ケンが目当てではなく
SABU監督の作品だからです。 ずいぶん前ですが「ポストマン・プルース」と言う作品を見て以来のファンです。ここ2,3年はちょっと
ご無沙汰でしたが、おおサブ監督ずいぶん方向性変わったじゃない、といった感じ。
さて本編が始まるとストーリーはありがちだなと思いました、キャスティングはちょっとマニアック? そしてマツケン、
香理奈を始めとする各役者に見せ場が最低ひとつははあり
なんだか出来上がりがよろしいと思いました。マツケン演じる男の妄想シーンも笑える。
そして家族が家族らしく描かれている・・・・こういう単発物の映画で家族を本当の家族のように見せるのはなかなか難しく、
これは監督の腕の良さなのでしょう。愛菜ちゃんの見せ場はラスト近くのお墓のシーン、これは松ケンも褒めてました。
結論:大人が見ても面白い泣き笑い人情劇映画、出てくる人はいい人ばかり、家族で見てもまたよし。
パビリオン山椒魚 プレミアムエディション [DVD]
主役はオダギリジョー(芳一)と香椎由宇(あづき)だが、真の主役は山椒魚のキンジロー。一目見て作り物と分かる代物だが(見慣れればけっこうかわいい、笑)、江戸時代にパリ万博に日本代表として出品された齢150才の動物国宝ということになっている。アキノ、みはり、日々子とあづきはキンジローを管理するサラマンドル・キンジロー財団の美人四姉妹(サラマンドルはフランス語で山椒魚の意)。
この動物国宝を管理する費用が年間数十億といわれ、国民の血税でまかなわれてる。その数十億をめぐって、第二農響などの組織が暗躍することになる。財団のキンジローが偽物というウワサがあり、過去パリ万博時に背骨を骨折したことがある(普通死ぬと想いますが、苦笑)キンジローをレントゲン撮影して骨折痕が確認できれば、真贋がはっきりするということで、若き天才レントゲン技師の芳一が(金に釣られて)担ぎ出される。
この後の展開は芳一とあづきが組織から逃避行して、いつの間にか恋に落ちてしまう(二人で吊り橋を渡っちゃったんですね)というありがちな話だが、細かいエピソードと小ネタが豊富なので、実際にご覧になって確認ください。
ウィキペディアでも驚異の左右対称な完全美人と賞賛される、美貌の香椎由宇初主演作としてすぐに予約したが、美人が一人出ただけで映画が傑作になるはずもなく映画は全くの期待はずれ。ただ香椎由宇の大人っぽい装いから、女子高生姿まで様々な衣装が楽しめる。星3つは香椎由宇の美貌に捧げた。
またオダギリジョーが、自信満々に意味不明な「名言」を何度か語る姿は、ある意味カッコイイ。彼のファンの方はその勇姿を是非楽しんで下さい。
うさぎドロップ [DVD]
テレビの予告を見て、映画館に足を運びました。
原作は読んでいないので、一つの作品として楽しめた感じがします。
松山ケンイチさん、不器用で一生懸命な感じが好感持てました。
芦田愛菜ちゃん、演技がとても自然で、セリフ一つで泣かせちゃうんですから、すごい!としか言いようがないです。
上映中、笑ったり、ジーンときたり・・・ずっとウルウルしていた気がします。
家に帰ってから、なんだか家族を見る目が優しくなったように感じました。
DVDで、ぜひもう一度観たい作品です。