ビューティフル・サンデー (ショコラノベルス)
自分がええ加減いい年した大人の所為か、攻めに感情移入して読んでしまった。
そのため、一生懸命告白してくる受に対しても「こういうお子様は勘弁だな」と思い
健気に想いを伝えようとしている受に煩わしさすら感じていた。
そして、話が進むにすれ受の態度が気になり、可愛く思い始め、背後関係を知ると
「やば、こいつかわええ…なんとかしてやらねば」なんて、すっかり攻めに同調してしまう始末(笑)
といった具合に主人公達の感情は細かく描写されているのだが、受に関る人達の存在が
人づてに聞いているようでもう少し受にまつわるエピソードがあればと思った。
希望をいえば、受と受の家族との確執を掘り下げた部分があれば、攻めを好きになった動機が明確になると思う。
あと、あざといまでも登場する上司のキャラがたっている。
あとがきに書いているこの先の主人公達の様子は、是非後日談として読みたかった。
クライマックス 70’s ルビー
同じクライマックスシリーズの「サファイア」と同時に買いました。この「ルビー」は、フォーク&ニューミュージックが中心の1枚目も名曲ぞろいですが(特に泉谷と拓郎がいい!)2枚目の昭和歌謡のインパクトが凄い。
「ヤング・マン」「サウスポー」「プレイバック part 2」「林檎殺人事件」「学園天国」「微笑がえし」「ビューティフル・サンデー」・・・どんだけ強烈な歌が続くんだ〜!しかも名曲ばっかり!
タイトルや歌手名を見て「知らないかも?」と思っていた歌も、聴いたら全部知っていました。きっとテレビやラジオで自然に覚えていたんだろうな〜。恐るべし、70年代!
合計40曲も入っていて驚きましたが、昔の歌は短いんですね。「サファイア」と「ルビー」、どっちにするか迷ったら両方買うべき。配信より全然お得だし、何よりハズレがないので損は絶対しないと思います。