全日本吹奏楽コンクール2009 Vol.6<高等学校編I>
実際コンクールに行ってこのCDに収録されている団体を聞いていましたが、どこも内容が濃く近年の吹奏楽コンクールのレベルがまた上がっていると思いました。
特に朝一番の市立柏は銅賞を取ってしまいましたが、金賞に勝る名演だと思いました。演奏終了後の観客からの反応がそれを物語っていると思います。
また、各団体の賞発表の時唯一会場から「えっ?」「なんで?」という反応が出たことが市立柏の演奏内容の高さを物語っていると思います。
天理高校は強弱のつけ方がかつての野庭高校に似ていて、聞いていて心地よいダフニスでした。
精華女子は昨年からの勢いで駆け巡るような「華麗なる舞曲」でした。名演の洛南高校に対して、勢いはありつつもしなやかな内容でした。
光が丘女子は、重厚な木管郡が魅力的で色彩も豊かでした。
初出場のコザ高校は、若干のミスはありつつも貫禄のある演奏でした。個人的には銀賞でもいいのにと思いました。
埼玉栄は相変わらずのクオリティで歌心が満載でした。銀賞に終わりましたが、ディズニー音楽というコンクール曲の選択肢を増やした功績は評価すべきだと思いました。
中々値段が高く購入しにくいのですが、このCDは勝手損はない内容ですので是非お勧めします。
カリスマ体育教師の常勝教育
今、学校現場で運動部の顧問を持っているのですが、自分の慣れない部活動を任され、常に大きな悩みを抱えていました。部活動の指導に慣れてきた頃には、「どうすれば強くなるのか」と心に抱くようになってきた所で出会った本でした。
強い部活動の特徴は、どこも規律がありテキパキして声が出ている。それが強いオーラにつながっているのだが。
なぜ、強いチームは必ずこのような特徴があるのか、そう思っていた。
筆者は荒れた中学を日本一に何度も導いた実績がある。ここには、きっと「強くなる共通の理由がある」、そう思って読みました。
もちろん、細かいノウハウの点で学ぶことは多かったですが、書かれている内容は、技術的なことよりも心や態度を育てる部分が多く、陸上以外どの運動に携わっている人にも必ず役立つものです。運動だけに限らず、人間教育にもつながる一冊です。私は、「勝つ・負ける」も大切だが、部活動ではそれ以上に大切なことがあると信じて指導しています。それが確信できた本でした。
教員でなくても、上で指導する立場の人には必ず大きな示唆を与えてくれることと思います。お勧めの一冊です。
レジェンダリーコレクションズ
収録されており、脱帽もの。
残念ながら、古過ぎて音源が無いのかサンタフェ物語やニュースリール組曲、
名演と言えるプロコフィエフのロミジュリが収録されていません。
これらを収録したVOL.2を出して欲しいものです。
ブラバン!甲子園2
甲子園にはかなりの思い入れがあり、ブラバン2がどのくらいパワーアップしたのか聴いてみました。個人的には選曲もよく、ものすごくパワーアップされていてかなりいいですね。「駒大苫小牧チャンス」、「JOCKROCK」は特にイイですね。ブラバン応援のCDの中では一番お気に入り。これを聴いてからバッティングセンターに行ったら、いつもより打てたんですよね、不思議と。野球の前に聴いていくといいかも、です。