荘村清志のクラシックギター自由自在 新版
クラシックギターの入門書を探していたところ、丁度品切れとなっていた本書が再発売されて助かりました。価格も安く、レッスンを収録したDVD も付属していますので、本だけでは分からないところも分かり大変役に立ちます。懇切丁寧に指導が進み、また用語、ギターを扱う店の情報なども掲載され、至れり尽くせりの良指南書だと思います。
classical ever! - new world -
誰もが一度は聴いたことがある曲がいっぱい!
クラシック聴いてみたいなと思う人にはうってつけだと思う。
やっぱダッタン人の踊りはいいなぁ。着メロにしたい(笑)美しい夕暮れやペールギュント、小舟にて、カヴァレリア・ルスティカーナなんかもおすすめ。
う~ん。でもこの価格は当たりなのかな?いまいちこだわりが感じられない気もする。とりあえずこういうCDで好きな作曲家を探してくにはいいよね
荘村清志最新ベスト「愛のロマンス」
20年以上前にNHKで顔なじみとなった彼だが、テクニックは健在である。
まだ彼がギター教室の教師をする数年前に、あのアルベニスのセヴィーリャでショックを受けてファンになった人も多かろう。
さて、本アルバムはベスト盤として様々な作品を集めている。彼の演奏のエッセンスの集大成・・と云いたいところであるが、曲目構成がやや支離滅裂になってしまっている。寄せ集めの感は否めない。もっとも、これは彼のせいではなく、このアルバムプロデューサーの「売れるCD」作りの考え方の古さにあるが。それでも、演奏自体は彼らしい歌わせ方、音楽性やテクニックが聴き取れ、これだけで「荘村清志」をすませることができるのなら、いいかもしれない。
彼は6弦→10弦→6弦と変遷しており、この間に音楽も少し変わってきている。最初の6弦時代はとにかくスピードとパワーで圧倒していた。10弦になりイエペスの影響を受けてやや弾き方に”共鳴音”を大切にしようとする間 がみられるようになり、6弦に戻って円熟味を増した。テクニックは少しも衰えてはおらず、むしろ歌わせ方に余裕すら感じさせる。
彼の多くのLPレコードを知るファンなら、このベストはベストではなく、無理矢理集めてるなぁ という感想を持つが、LPの多くはCD化されておらず、このアルバムで我慢するしかなさそうである。
NHK趣味悠々 今日から弾き始めよう 荘村清志のギターで世界の名曲を
NHKの音楽講座はどれも進み方が早く、生徒さんが優秀すぎるのですが、ギターレッスンはこのように進むということが分かります。
テレビは、田中美里さんの進行が素晴らしく、少しですが荘村先生の演奏も聴けて、充実の内容です。私は録画していますが、これはDVDで販売されてもよいのではと思います。
テキストには「荘村清志さん 思い出のアルバム」「ギターができるまで」という記事も載っています。「ギターができるまで」は、河野ギター製作所で取材されたものです。
初級の楽譜・・・夏の思い出、千の風になって、オーバー・ザ・レインボウ、マルセリーノの歌、鉄道員、禁じられた遊び
中級の楽譜・・・ロンドンデリーの歌、11月のある日、カヴァティーナ、涙、聖母の御子、アルハンブラの思い出
参考曲・・・ドナドナ、月光