ブラックジャックによろしく(13) (モーニングKC (1488))
まぁ,取り扱っている題材が題材なので、賛否両論あるのはやむを得ないだろう。
以前から言っている通り,”それなりに”価値はある作品だと思うので,
この「精神科シリーズ」への評価という事で星4つとした。
個人的には全てが大団円で終わっているのが、一番ショックというか、
残念というか、作者・作家の力量不足もしくは売れなければならない
雑誌の中の作品である事の限界だと感じた。
現実はこれほど救いのある状況ではないし、ホントに作者が
精神医療界に一石を投じたいと思っているのならば、
こういう結末にはならなかったのではないかと思う。
ま、「漫画なので。。。」と他のレビュアーさんも仰っていた魔法の言葉で
納得するしかない妥協的産物、精神科最終巻なのではないだろうか。
(救いのないエンドでは,それはそれで人は読みたがらないだろうし、
現在、精神経疾患に悩まされている人々を無用に追い込む事になりかねない)
LIFE is...~another
LIFE is・・・ 〜another story〜
1.LIFE is・・・ 〜another story〜 4:17 Lyrics & music by KEN HIRAI Arranged by SEIJI KAMEDA
2.まばたき 5:48 Lyrics by KEN HIRAI、 MASARU SUZUKI Music by HIDEKAZU EDWARD UCHIIKEA Arranged by MAESTRO T
3.Come Back −FILUR Deep Down & Low Remix− 4:54 Lyrics by KEN HIRAI、 ANGIE IRONS Music by T.KURA ※
4.LIFE is・・・ 〜another story〜 −Instrumental− 4:17
※Remixed & Additional Prodaction by FILUR
2003年 妻夫木聡 主演ドラマ 「ブラックジャックによろしく」 主題歌。 5th.ALBUM 「 LIFE is・・・ 」 からカットされた 18枚目のシングル曲。 カットの際に ALBUM では弾き語り風だったアレンジに 新たに音を重ねて シングル用に仕上げられました。 タイトルにもサブ・タイトルが加えられています。 これまでの平井の曲には興味なく 彼をメジャーに押し上げた 「楽園」 にしても 既にあるメロディーを上手く取り組んで 今風に聴かせるセンスには関心したものの 熱中するまでには至らず TV や有線で聴く程度でした。 ところが 03年の新作ドラマをチェックするにあたり エンディングで自然と聴かされる この曲にはハマりました。 というか名曲です。 彼を見くびってましたねぇ。 こんな良い曲を書けるアーティストだとは・・・ ノリの良い曲には興味ないが この後も発表されたバラードは素晴らしい作品が多いですね。 中でも この曲はオリジナリティ溢れるメロディーが秀逸で 近年の邦楽において 久しぶりに納得いく良き楽曲に出会えたな、 と 嬉しくなった作品であります。 メロディーもさることながら 歌詞の方も素敵な言葉で綴られていて 私が号泣するポイントは 「永遠はどこにもない 誰もふれることはない でも君が笑うとその先を 信じてみたくなる」 のところです。 愛する人の笑顔を想い 何時かは果ててしまう命の事を考え その先でも一緒にいれたなら・・・ と切なく悲しく それでいて大きな愛情を感じられる この部分に毎回 号泣です。 涙を流す度に心洗われる・・・ 私にとって この曲は玉置浩二さんの 「愛だったんだよ」 と共に 永遠の名曲として胸に響き続ける作品です。 【2】 は 彼が南極をイメージして作ったという楽曲で NHK 開局50年記念 「特別番組 南極プロジェクト」 のイメージ・ソングに起用されました。 【3】 は 5th.ALBUM に収録されている曲の Remix です。 このディスクを聴き直しながらレビューを制作していたのですが やはり 【1】 で涙が ”原尻の滝” 状態です (泣) ※原尻の滝は 大分県 豊後大野市 緒方町にある有名な滝。
ブラックジャックによろしく 全13巻完結(モーニングKC ) [マーケットプレイス コミックセット]
私は精神科の仕事に携わっている。
患者様と日々ふれあうことの多い仕事であるがゆえによく描いてくれた!と思わさざるを得ない。
主人公が目立たないと言う見方もあるかもしれませんが、それだけ精神病というものはすさまじいものなのである。
例えて言うが1日23時間起き続けしゃべり通し1時間だけ寝る。そのサイクルを健康な人間が1ヶ月続けられるだろうか?それが精神病患者なのである。
はっきり言って患者様は自分が病気だとは自ら言うことはない。社会を騒がせる精神病患者と思わせる事件が多発しているが、本書のとおりそれらのほとんどは精神異常者といえるだろう。
精神異常者は自己の逸脱した欲求からなるべくしてなった者、精神病患者はなりたくなくてもなってしまった者といえる。
その間違った報道に惑わされぬ様、機会があったら患者様と触れ合うことを試みてください。施設によっては外部の方とのそういったイベントを開催するところもあります。
日本の総入院患者様(一般病院を含め)の4人に1人は精神病患者さまといわれている現代、いつ家族が又は自分自身がこの病を発するか分かりません。
本書を読んで患者様の心を汲み取ることができればと日々1人の人間として手助けしていくこころ構えが一層強くなった。
LIFE is... ~another story~ (CCCD)
「大きな古時計」以来、平井堅の歌を聴くようになりました。そしてこのCDで平井堅の声の虜になりました。LIFE is...も古時計も(もちろん)いいのですが、私が感動したのは「ex-girlfriend」。彼の音声が重なって身体を包んでくれるような感覚がします。