Traveling Wilburys 1
George Harrison
Roy Orbison
Tom Petty
Jeff Lynn
Bob Dylan
以上のメンバーでユニットを組みアルバムTraveling Wilburys Vol1 を発表しました。覆面バンドにした理由は各者契約しているレーベルが違うため、このように通常の名前を出さず、数量も限定され売れ切れた場合は廃盤となっております。従って中古でも1万円以上の値がつき中々手に入れることが困難です。
このアルバムの内容は、5曲目のRoy が歌っているときに他のメンバーが聞き惚れていたようです。私の好みは、1.4.5.6.10.です。ぜひこのアルバムを手に入れてください。聞き価値のあるアルバムです。ちなみに噂でVOL2があると言われていますが、欧州の1国のみでVOL2が発売しています。Roy とDel Shannon が死んでしまったためお蔵入りにとなっていました。1曲目にDel の Walkaway が入っておりこの曲は、Del の Rock On! の1曲目に入っています。もう一つの目玉は Del の Runaway が12曲目に入っている事です。また、Roy Orbison の Mystery Girl は、ボブ・ディラン以外のメンバーが全面バックアップしており、Del の Rock On と Roy Orbison の Mystery Girl をぜひ聞き比べてください。
The Traveling Wilburys Collection
良いアルバムです!
最高のミュージシャンが5人揃ったバンド
1988年の出来事
DVDもついて、楽しそうなレコーディング風景
出来上がった曲も気持ちよい
ジェフリンの影響がつよいかな?
聞いて損はないです
トラヴェリング・ウィルベリーズ・コレクション
十分な商品説明がなされ、他のレビュアーの方も的確なコメントを残されているので、私が付け加えることはほとんどありませんが、とにかく永らく中古市場でも入手困難だった歴史的快作がめでたく、リマスターされた音でかつDVDの映像つきで入手できるようになり、嬉しい限りです。よくこれだけ多彩なミュージシャンが集まって、こんなに楽しくかつクオリティの高い作品を築き上げたものと感心します。私はディラン・コレクターとしての関心から本作を購入したのですが、ジョージのリーダーシップの下、Vol.1ではロイを精神的支柱として作られたプロジェクトであったことがよくわかります。各ミュージシャンがリスペクトしあいつつ、和気藹々と作品が作られていく様子を記録したメイキング映像には感激しました。ジム・ケルトナーをバックに5人が1本のマイクを囲んで歌う姿には目がうるんでしてしまいます。よくこれだけの映像が残っていたものです。ロック史の宝と言ってよいでしょう。Vol.1と同3を比べると、ロイ・オービソンの美声がフィーチャーされた1の方に心惹かれますが、ロイ亡き後のVol.3ものりのよい佳曲が多く、決して作品の出来が下がる訳ではありません。そのジョージも天国に召された今、本作でロイとジョージの雄姿を眼に焼きつけ、改めて二人の功績の大きさに思いをはせようではありませんか。