地上の楽園と海 南半球編 PARADISE and THE SEA on EARTH~The Southern Hemisphere~ [DVD]
南半球の美しい海の様子がたっぷり。
よだれがたれそうなくらいキレイな海ばっかりです。
それぞれのリゾートの有名な場所(海)を紹介しています。
ダイバーの方にはもちろん、ダイビングをしていない方にもぜひ
観て欲しい海の中の映像がいっぱいです。
落ち込んだ時などに観ると、まるで旅行したような気分になって
リフレッシュできます。
とにかく海が好き!という方には一見の価値あり。
これからその地域に旅行する方には、ホテルの映像などもあるので
勉強になるかもしれません。
ラーゼフォン - ヘミソフィア
真綾さんの声には優しく透き通るような美しさがあり、特にこのCDのカップリングである『音楽』の様な繊細な曲にこそ相応しいと思います。
『ヘミソフィア』はそれとは対照的に、アップテンポで荒々しい力強いが前面に押し出されている曲です。
ここで真綾さんの声が美し過ぎる為に『ヘミソフィア』において私が望んでいた《自分自身を模索してもがき苦しむ苛立たしさ》故の力強さに欠けると感じました。
よって各所にある高々音域での声が軽い(可愛らしいと言いますか…)事と、ここぞ!という所で盛り上がり(力強さ)に欠けてしまう所が少し気になってしまいます。
ただ、曲としては非常に良い物ですし、ここでレビューされている方々も仰っている通りかなりの名作であることは間違いありません。
私に文才が無い為、なんと表現したら良いのか解らない所ばかりというのが正直な所ですが、満点に近い4点と思って頂ければ幸いです。
「アジア半球」が世界を動かす
シンガポールの外交官出身の学者による著作です。
日本では、世界情勢を扱った一般書は欧米の著者による物が圧倒的に多かった
ように感じますので、貴重な一冊であると言えます。
中国を始めアジア諸国のエピソード、欧米の著名人の発言などを引用しながら、
新興国の台頭や世界の変化を描き出しています。
政治・経済・軍事・社会・文化など多岐に渡る分野について、
日本を含め先進国からは見えにくい価値観や視点に気付かされます。
長期的な趨勢として政治やビジネスでも、アジア諸国との関わりは重要度を
増していくと考えられますので、これらの国々の価値観に触れておくことは
有意義だと思います。
しかし、アジアを美化している部分も見受けられますので、眼前の現実を考える
際にはその点は割り引いて考えるべきかも知れません。
いずれにせよ、私を含めてリアリズムに凝り固まってしまいがちな方には、新鮮
な発見があると思います。
Hemispheres
カナダの大御所、ラッシュの7作め。
前作「A Farewell to Kings」よりシンセを導入し、よりプログレッシブ色を打ち出してきたのが今作。
なんといっても1曲めま18分におよぶ組曲“Cygnus X-1 Book 'U”に圧倒される。
メロディアスさとテクニカルな演奏が合わさった楽曲は、おそらく後のDREAM THEATERなどにも大きな影響を与えたと思われる。プログレッシブなハードロックという点では前作以上の出来。
「2112」から続く壮大な三部作のラストを飾る作品。完成度的にもまずはこのあたりから入るのもいいかと。
個人的には'Bあたりのキャッチーな小曲にも惹かれるものがある。