沙羅曼蛇 DXパックプラス
前作「グラディウスDXパック」の完成度の高さから、かなり期待して購入しましたが、がっかりしました。
個人的には「沙羅曼蛇2」はどうでもいいのですが「沙羅曼蛇」をかなりの回数プレイした私としては納得できません。
発売当時、ゲーム誌にも書かれていましたが、処理落ちの仕方が、かなりオリジナルと異なります。1.2.5面はほぼ完璧なのですが、他の3面が…かなり残念な出来です。
それから画面比率ですが、「アーケード」とありますが、これは「グラディウス」の画面比率であり、「沙羅曼蛇」にはこんな比率はありません。「アーケードズーム」が正しい比率になります。
総じてアーケード版を知らない人が集まって作ったみたいですね。見た目、BGMは文句無しの出来上がりなだけに余計残念でした。
沙羅曼蛇アーケードサウンドトラック
沙羅曼蛇デラックスパックプラスをプレイしていて購入しました。ゲーム中のBGM全てはもちろんのこと、アレンジバージョンとサウンドエフェクトがボーナストラックとして収録されておりますが、その中でもダントツなのはやはり“SENSASTION”でしょう。オリジナルとアレンジの2つトラックが入っているのがとてもうれしい限りです。この曲だけでなくこのCD全体が良いです。グラディウス&沙羅曼蛇ファンのみならずゲームミュージックファン全ての方にお勧めしたいです。
少々残念なのは他のレビュアーの方も述べておられるトラック名の違い(TR22とTR23)やこのアルバムより先に発売されている「グラディウスアーケードトラック」にはPS&SS版のオープニングムービーとタイトルムービー曲が収録されながらもこのCDには収録時間の問題からかそれらが無いと言う事ですね。CD1枚で無理なら2枚組みにすればよかったのに本当に残念です。
「グラディウス」アーケードサウンドトラック
シューティングの金字塔『グラディウス』のアーケードサウンド全曲集です。
グラディウスサウンドは耳に残って離れない名曲が多く、
なおかつ入手し難い初期の音源が大変綺麗な音で再現されています。しかもこのボリュームです。
(モーニングミュージックが入っていたのには悶えました…!)
アレンジも、場違いに外したものが無く、テクノだったりピアノアレンジだったりと
バリエーションに富み、聞いた時『すごい!』の一言でした。
過去に関わった方々のライナーノーツも、思い出として大変貴重です。
グラディウスファンの方も、ゲームミュージックファンの方も、聞いておくべき
名盤が産まれたと信じています。
シューティングゲームサイドVol.2 (GAMESIDE BOOKS)
グラディウスを中心に同人やX68Kまでを網羅した紙面作りには好感が持てます。
当然漏れはありますが限られた紙面なのでそこは仕方ないですね
次回以降に期待といったところ
ただインタビューなどはいいのですが
一部に載っているゲームの紹介でも何でもないよくわからない文章は
出来ればやめて欲しいですね
沙羅曼蛇 ポータブル
いわゆる本編『グラディウス』という括りのシリーズパックに入れてもいいのか?と、ちょっと迷いながらもこのままもう一度日の目を見ないのも惜しい5作品が入っています。
特にMSX版『グラディウス2』はコアなマニアの間では『最高傑作』の誉れ高い銘作ですよね?
あぁ、『沙羅曼蛇』。やっぱり今やっても面白いですね?
沙羅曼蛇シリーズの面白さって、今までのシリーズとはちょっと違うパワーアップ方法だということもありますが、何よりも『息を付かせぬ怒涛の展開』にあると思うんですよ。
グラディウスのステージ構成は基本的に、
『序盤』 『第一部』 『第二部』 『門番』 『ボス』
という、4つの要素から成り立っていて、それぞれの合間には結構隙間というか、空白の状態があるのですが、
沙羅曼蛇の場合は基本的に全体が『押し押し』で進んでいくためテンポが良くて、次々と迫るアトラクションを楽しめる感覚がありますね。
特に3面のプロミネンス・ステージは緊迫感が最高で、未だ名ステージだと思います。
『ライフフォース』は『沙羅曼蛇』のパワーアップ方式をグラディウス形式に改めたもので、ファミコン版に近い感じ。ユーザーのお好みで両者を選べます。
『ゼクセクス』はグラフィックが物凄く意欲的で、当時のCG技術の方向性とかが窺える、非常に興味深いゲームです。
あと、MSX版『グラディウス2』。
まだ内容をとやかく言えるほどやり込んではいないのですが、
MSXという、画像処理的に不利な機種でありながら、『その弱点をどうやって克服するか?』というアイデアが物凄く多彩で、あの当時のコナミのMSX企画班の執念というか、魂をひしひしと感じます。
ハイパワーなマシン = 面白いゲームの基本
という図式に囚われている方は、一度プレイしてみると人生観が変わるかもしれません。