ジ・アザー・デイ
ジェフミルズのベスト盤とあって、相当コアな内容。やってくれた。これは聞いて欲しい。
ジェフ・ミルズを知らないでこれを見たあなた!!やってくれました!! これでミルズを知ってください。彼のサウンドがどれだけ研ぎ澄まされているかわかりますよ。アンダーグラウンドなんですけど、透き通っているんです。音全体が!この妙技、聞かないでおく手は何もないですよ。音響のような雰囲気もあります。ターンテーブルの魔術師と言われるとおり、すんごい音楽です。フロアにも合うし、自然の中でも聞けます。
エキシビジョニスト-ア・ジェフ・ミルズ・ミックス [DVD]
本当に生々しいまったく誤魔化しなしのDJMIXを余すことなく見せ付けています。
ジェフのMIXは繋ぎの丁寧さよりも、曲の一番いい部分だけを素早くつなげて、
塗り重ねていくような強引さが売りなので、あきらかに音がすれている部分、ミスっている部分もあります。
しかし、所々にヘタなDJがやると軌道修正不可な超絶テクも盛り込まれています。
ピッチ合わせの早さ、軌道修正のうまさもさすがです。
スタンダードなMIXスタイルではないので、テクノDJ初心者の教材的な
意味ではまったく向かない作品ですが、生々しいDJMIXが見たい人には文句なしに
おすすめできます。
ジェフ・ミルズ ライヴ-ブルー・ポテンシャル [DVD]
古くはスティーブ・ライヒや、ジョン・ケージ、
クラウス・シュルツなどクラシック界に置いて
一部の気鋭達によるアヴァンギャルドな試みとして
派生したミニマルミュージック。
(現代音楽とも言われる)
ジェフ・ミルズはその遺伝子を真に受け継ぎ、
現代テクノミュージックの核を担う名機606のビートと、
モンペリエ国立管弦楽団と共演する事によって
原点回帰を果たした。
プレーヤーによる故意な演奏上のズレを
脳的に捉え、快感を見出すといった
クラシックミニマルの表現手法を忠実に守り、
卓越したDJプレイとテクニックで
ミニマルミュージックを
更に壮大なスケールに進化、
昇華させる様は真に圧巻。
ミニマルとは何か、
その答えはクラシック界の気鋭な音楽家が
脳的快感を追求した事に始まった。
ジェフはその脈々と受け継がれた
スピリットをミニマルテクノと言った表現手法を見出し、
現代のダンスミュージックシーンにおいて
具現化したのだ。
また、ミニマル/アシッドテクノの
現在進行形を把握し易い作品とも言える。
ロケーションは南フランスのユネスコ遺産、
ポン・デュ・カール水道橋の
ユネスコ指定20周年記念イベント。
幾重にも重なる壮大でドラマチックな音の洪水は
歴史的な水道橋のたもとを優雅に流れ
リスナーに深い感動を与えた。
時空を1本のシールドで繋いだ名作。
ノット・フォー・ピアノ
「Strings of Life」をストリングス無しでピアノでカバー!ってのがキワモノみたいな印象を与えるかもしれないけど、
このルクセンブルク生まれの秀才ピアニストは、演奏力はもちろん、作曲力もかなり優れていると思う。
基本ダイナミックなピアノの演奏に少々エレクトロニカをまぶした作風。
オリジナル楽曲をテクノの感性で弾き、Jeff Millsや「Strings of Life」のカバーではクラシカルな発想で演奏する。
Autechreのカバーもあるけど、そちらはアンビエント風。
いずれにしても、テクノ耳でも聴けるクラシックとして充分楽しめると思う。
怖い顔のジャケットが印象的な日本盤は、「Strings of Life」と「The Melody」のリミックス&ライブバージョンを収めたボーナスCD付き。
Appratなどのリミキサーが参加したトラックには発見も驚きもないが、やはりCarl Craigのリミックスはずば抜けてカッコいい。
ライブバージョンも緊張感に包まれていて音がソリッド。どたどた言ってるスタジオ録音と聞き比べるなら断然こちらのほうがいい。
Octave One featuring Random Noise Generation -Off The Grid- [DVD]
以前に購入していたCDとDVDを再確認しておりました。
なかなか渋いトラック満載です!
元々かなりHARDすぎる曲ばかり聞いたりしていましたが、
最近はこーいった少しだけHARDなテクノなどを聞いてます。
迷ったあげく、結局CDとDVDの両方を購入!
DVDを見てるとあれ?
彼らってJeff MillsのDVD作品EXHIBITIONISTにもLIVEで
出演したよね?
現在のテクノって凄く僕が思っていた頃の音とはもう全く違ってたので
「まだちとHARD系なものをおせーて!」とおねだりw
なかなか渋い作品です!
dvdの方はOCTAVE ONEのLIVEがとてもノリノリで渋いです。
おすすめです!!
JEFF MILLS、UR、CARL CRAIGらと並び、世界のアンダーグラウンドミュージックの
至宝と称される"OCTAVE ONE"。
「マシンとソウルの融合」と定義されるデトロイト・テクノやっぱEEEっすね!!!