港
これを好きになれるかどうかが本当の「ロック好き」かが、わかる便利な「踏み絵」。
ただ、みなさんが書いておられるように、全く排他的ではない。
逆に排他性=差別化というファシズムに裸一貫で立ち向かう西部劇のようなアルバム。
そこには酔っ払ったウォルター・ブレナンのような人を包み込む「優しさ」が充満している。
実は50年代のサン・スタジオや60年代の末のスタックスに起こっていたことをも
再現している霊力あふれるアルバムでもある。
こんな凄いことがトウキョウの片隅に起こっていたことを知ることができる
素晴らしい「記録」。
そう、音楽は「記録」だと思い出させてくれる名演の数々。
ありがとう、湯浅さん。
自分がいなくてもまわるチームをつくろう! (アスカビジネス)
1昨年、事情があって起業することになった身には『目から鱗』の内容の数々でした。
自分でビジネスをするということは、そうか、こういうことを目指すべきなんだ!と
教えてくれた1冊です。
初めて読んだビジネス書ですが、初心者には読みやすく理解しやすい内容だと思います。
任侠沈没 (1) (ニチブンコミックス)
中央部播堂会粟侍連合系赤竜流組若頭・大紋寺龍伍。組長に妻子を殺された彼は復讐の旅に出るが、その途上で大規模な噴火に遭遇し…という書いててよくわからないが、実際に読んでもよくわからない物語。
しかし龍伍さんの任侠道の前ではストーリーの整合性など意味を成さない。邪魔するやつはぶった斬る!邪魔しなくてもぶった斬る!正論を吐く奴は「知ったことかあ!」と叫んで愛刀で一刀両断です。
理不尽な力で邁進する龍伍さんは、地割れに落ちても津波に飲み込まれても大丈夫。襲い来る天変地異をものともせず、龍伍さんの親殺しの旅は続くのです。
2007年7月現在も「別冊ゴラク」で大好評連載中ですが、かなりストーリーは破たんしています。こんなのお釈迦様でも直せねえッ!!
必読です。
~友部正人プロデュースによるポエトリー・リーディング・アルバム~no media 1
朗読、といってもついニューヨークなどで動きのあった
「ポエトリー・リーディング」を思い浮かべてしまう。
メロディやビートに乗せて
時に淡々と、時にメロディアスに
朗読する、というやつだ。
しかし、このCDは違う。
ひたすら、淡々と、朗読だ。
だから、メロディやビートの伴奏付きの
リーディングを期待する人は
買わない方がいいかも。
正直、聞き始めはダレそうになった。
が、コンピということもあって
様々な”読み手”が登場する。
そのことで、
それぞれの読み方、語り方の違いがおもしろく感じ始める。
山口洋のリーディングには、やはり佐野元春の影響を強く感じた。
知久寿焼が、あの独特の雰囲気を出していて、イイ。
ほとんど唯一、バックの音が感じられるのが
宍戸幸司(割礼)の朗読。「カッパ」という詩は
プールサイドで朗読しているとのこと。
いずれにしても、メロディやビートの伴奏に頼らない
コトバを改めて味わう機会になったCDでした。
せんせいのお時間 ドラマCD MOMO盤
アニメ版「せんせいのお時間」のドラマCD第1弾です。
聴けばキャラクター達が頭の中で動いてしまうほどのノリノリ感がたまらなくいいです。
また3人のキャラクターソングが劇中曲としてイイ味出しています。
好きな人もそうでない人も、興味がありましたら1枚どうぞ!