ああ爆弾 [DVD]
「殺人狂時代」と並ぶ傑作である。はて?どんな分野なのだろう。スラップスティック・ブラック・ミュージカル・カルトムービー(笑)ヌーベルヴァーグの影響を受けているように見えるが、思想性、作家性はない。なのに何故こんなに面白いのか?岡本喜八ほど映画を愛した監督がいないのてはないか?と、ふと思ってしまうのは、私だけだろうか?
クレージーキャッツ結成10周年記念映画 大冒険 [DVD]
この作品DVD、パッケージがこれまでのジュエルケースからトールケースに変更になっただけで、DVDの仕様は同じです。
ですから、期待した画質UPはありませんので残念でした。
2001年発売の東宝DVDは、画質がいまひとつよくありません。
その点、2003年以降発売の作品はかなり画質UPしていますので、安心なのですが…
作品内容は、クレージー・キャッツのギャグ炸裂のドタバタ喜劇なのですが、何故かミスター・ブーのような、香港映画に見えてくるのはボクだけでしょうか?
永遠の越路吹雪/日生劇場リサイタル’70 [DVD]
越路吹雪さん、仕合せな人だった。
このリサイタルの演出は浅利慶太氏。1954年のリサイタルから
ずっと続いていた。
音楽構成、編曲は旦那様の内藤法美。
台本・作詩 岩谷時子。
こんな豪華なメンバーでほぼ毎年、日生劇場でリサイタルが続いた。
このアルバムは1970年。この年 山口洋子作詩 内藤法美作曲のヒット曲「誰もいない海」がリリースされた。
アルバムの最初と最後に静止画をバックに「誰もいない海」が流れ
始めはキャスティングが最後は若くして他界した彼女に岩谷時子さんの別れの言葉が流れる。
ドラム:ジョージ川口、テナーサックス:松本典彦等々演奏も超一流。
さて内容であるが、レコードやCDとはひと味違う。ライブならではの
味が堪能できる。
豪華アーティストの演奏も心地よい。
こんな豪華なキャステイングでリサイタルが出来る歌手は越路さんの他には居ないだろう。
しかしアナログ時代しかも35年も前の映像である、悪いとは思わないが今のデジタルソースとの比較は酷である。
それを補って余りある46歳の越路吹雪の瑞々さに70分があっと言う間に
過ぎた。
こんなレアなDVDが手に入るアマゾン・ドット・コムに感謝したい。
ゴールデン・ベスト
サン・トワ・マミーとか愛の賛歌はいいが、他が良くない、やはり越路吹雪は見せる歌手だと思います。歌っている立ち姿がいいと思います。CDで聞くのはやはり物足りない。しかし、岩谷時子氏の詩はすばらしいと感心しました。
越路吹雪ラストメモリアル~愛の讃歌(ミュージック・フェアより) [DVD]
ミュージック・フェアの出演分だけを、繋げて製作されているのですが
この番組特有のシンプルなセットが、越路吹雪さんと曲の個性をうまく引き立てていると思います。
表現力においては、比類ない越路さんが『歌う』というよりも、ミュージカルや一人芝居のごとく魅せてくれます。
おしゃれで知られる彼女のスタイリッシュな衣装は、今見ても全然古さを感じさせません。
晩年の声が太くなった彼女も、ますます表現力に磨きがかかって魅力的です。
ただ、欲をいえばもう少し曲数が多いといいかな。
名曲『ろくでなし』が入っていないのも残念です。
とはいえCDとはまた違う、見て聞く楽しさ。
見終わると、越路吹雪ワールドに引き込まれている、そんな作品です。