テオ・アンゲロプロス全集 DVD-BOX I (旅芸人の記録/狩人/1936年の日々)
「旅芸人の記録」は新作「エレニの旅」を発表したアンゲロプロス監督が、70年代に発表したギリシャ現代史3部作の1つ。カンヌ映画祭で寺山修司の「田園に死す」と競い、国際映画批評家賞を受賞しました。「エレニの旅」では個人史的色合いが強くなっていますが、「旅芸人の記録」を観れば、この監督がもともとは、歴史とそれに巻き込まれる人民の関係をダイナミックに描く映像作家であることがわかります。
劇中劇でのエレクトラ神話と現実との相似構造、同じ場所で年代差のある複数の事件が継ぎ目なく現れるなどの複雑なカットバックが今見ても斬新です。映像美、スケールの大きさからみて劇場で鑑賞したかったところですが、今回のように、こうしたジグソーパズルのような構成に謎解きを挑むつもりで、自宅で冷静に鑑賞するというスタンスでも充分堪能できました。(1975ギリシャ/80-02-11 新宿文化シネマ1)
炎のランナー 製作30周年記念版ブルーレイ・コレクターズBOX (初回生産限定) [Blu-ray]
ブルーレイ化は嬉しいが、インターナショナル版とアメリカ版同時収録か、それが気になる。しかし、ディレクターズカット版や特別版はなかなかブルーレイ化されない。『リーサルウェポン』しかり、『プリティウーマン』しかり。何か理由があるのか?
イマージュ3 [トロワ]
イマージュ第三弾。
まぁ、基本の路線は変わってないですね。
フツーに聴ける感じの曲が揃ってます。
個人的にお気に入りの曲もあるには、あるが・・・。
これを買うならまず、第一弾のイマージュを買いましょう。
オデッセイ~ザ・ベスト・コレクション
ヴァンゲリスのCDは過去にもたくさん出ていますが、今まではそれなり
の音でしかなかったのが、リマスターされ、やっとすっきりした音になり
格段に良くなりました。炎のランナーや南極物語など感涙ものです。
シンセの音がホント高音までピュアに聞こえます。
ヴァンゲリスのファンであるならば迷わず買い!
ブレードランナー
ヴァンゲリスの入門としてはお薦めです。ポリドール時代のべスト+αです。 発売当時は『ブレードランナー』のサントラが未発売でした。
本作は、それまでヴァンゲリスが担当したサントラを中心に選曲されたベスト物です。やっぱり注目は初収録曲ですね。 ブレードランナーも良いのですが、2曲目「ミッシング」は本作でしが聴けない名曲です。