GATES OF HEAVEN(期間限定/紙ジャケット仕様)
2003年の11月に発売されたCCCDのアルバムが、CDで再発売される事になりました。ファンとして、CDで発売しなおしてくれるのは純粋に嬉しいです。同じ値段なら買わなかったでしょうが、安くなっていて、更に紙ジャケットとの事なので購入を考えています。
天国の門 [MGMライオン・キャンペーン] [DVD]
作品の物凄いスケールの割に、興行的には記録的な大失敗に終わった、いわくつきのこの映画。その失敗のせいでマイケル・チミノ監督は、一時期ハリウッドを追放されたと聞きます。スゴい大失敗ですね。
内容の方は観終わってひたすら虚無感しか残りませんでした。チミノ監督の戦争場面の演出は、カメラはひたすら遠回しのアングルで、恐ろしく冷徹な描写です。
戦争には大義名分や善悪の立場の区別などなく、戦争そのものが悪で、ただただ巨大な虚無と略奪と破壊しかないのだと痛感しました。
この描き方は、胸が悪くなり、爽快には程遠いとはいえ、戦争の真実をえぐっているという点では充分合格点だと思います。
ラストもとりあえずは平穏に終わるのか、と思ったらあのシーンです。『ディア・ハンター』とは異なり、チミノ監督はひたすら残虐性を描くのに執念を燃やしているとしか思えません。この様な物語の惨憺たる経過も興行に影を落としたのでしょうか?
『ディア・ハンター』では、「この映画は戦争映画ではない」と語っていたチミノ監督ですが、この作品は戦争の悲劇を真正面から捉えた超大作です。ブッシュにも観たことがないなら是非鑑賞してもらって、行いを悔い改めてほしいですね。
あと、惜しむらくは、DVDの画質と解像度がVHS並みに劣悪なことです。デジタル・ニューマスター版には出来なかったのでしょうか?そこが納得いかないので、本来は星5つのところを星4つとします。
ミッキー・ロークとジェフ・ブリッジスが出演しており、彼らのまだ若い初々しい姿も拝見できます。
天国の門 [DVD]
な、長い。とにかく長い。同じく長い「風と共に去りぬ」では、途中の「intermission」のクレジットがあっという間に出てくるが、この映画は、とにかく冗長である。小説が、言葉をぎりぎりまで削って推敲を重ねて完成度を高めていくのと同じように、映画というメディアもまた、限られた時間の中でメッセージをいかに伝えるか?と言う視点も大切であろう。金と時間をかければよいものができるというのは、神話に過ぎないことは現代の常識ではないか?
そのような観点からこの映画を観るとき、例えば導入部分、ハーバード大学の卒業式とそれにまつわる様々なエピソードが延々と続くだけで、なんとも散漫な印象。全編こんな感じなので、よほどの映画ファンか、監督のファンでないとちょっとつきあいきれない、という感じ。
そもそも、西部開拓史における差別など、入植してからのネイティブ・インディアンへの迫害に比べるべくもない。マイケル・チミノ自身はイタリア系移民の子孫のようだが、自分史を重ねる部分があったのではないか?
自分の伝えたいメッセージを編集という作業によって効果的に見せる、それが映画というものだ。その点、テレンス・マリックの諸作品では、画面から詩というか叙情性が伝わってくる。未だにハリウッドからは冷や飯を食わされていると聞くが、さもありなん。
お暇な人は、レンタルで観るがよろしい。
HEAVENS GATE 無一文Leaf/AQUAPLUS作品集 (IDコミックス DNAメディアコミックス)
収録作品はコミパや初代toheartもありますが
やっぱり、なんといっても、Toheart2関連の作品はいいです。
(・・・といっても、完全にイルファメインですがw)
なので、この方の描くイルファの性格とかが
カワイイと感じる方には超オススメ!!
しかし出版時期を考えればアナザーデイズなどが出る前ですから
この時期から、「やや(?)暴走気味のイルファさん」を
想定して描かれているのは凄いです。
発売当時に見た人は違和感感じたかもですが
アナザーデイズ、OVA、ドラマCD等を経て現在のイルファさんを
知っている人には、ほぼ違和感ないかと・・・
そういう意味では先見の明ありな作品だと思います。
ちなみに当方は、この方の描くイルファさん・・・
絵もキャラ付けも大好きです。(^^)
エルシャダイ原画集 HEAVEN'S GATE
エルシャダイ未プレイ、ルシフェルに花束を、エルシャダイ公式設定集を買い、読みました。 他の二冊もよかったのですが、こちらは本当に原画集、アートワークスといっていい一品だと思います。 大きめのイーノックのイラストが見たいな…と思っている方は、買って吉です。私もそうだったので武器を構えたり、鎧に包まれていくイーノックの姿に見惚れました。 18ページから39ページまでイーノックポーズカットがあり42から49がルシフェルのターンです。 イーノックのジーンズのラフ画と敵キャラのイラストもあり原画集といいながらゲームのカットばかりのせている本とは比べものにならないくらいイイです。 最後に竹安さんと堀さんのインタビューがありましたので、ぜひ読んでください!