Feel The Noize: Greatest Hits (UK)
見た目、耽美でも妖艶でもありません(笑)。
そういういわゆるなグラムロックのイメージは皆無ですが、
キャッチーなリフ、耳に残るメロディー、ちょっと金属的な
クセのあるヴォーカルといった音楽面で言えば、やはり
グラムロックシーンの生んだバンドならではの魅力を持つ
ヒットメーカーだったと言えるでしょう。
グレイテストヒッツと銘打たれただけあって、このアルバムは
ヒット曲満載!ノスタルジックなファンダンゴで楽しませてくれる、
オールドファンには懐かしく、若人には温故知新なベスト盤です。
特に、ドカドカうるさくて楽しい「RunRunaway」とか最近でも
TVのバラエティ番組などでBGMに使われていたりするし、
リアルタイムに聴いた事はなくても、色んな所で知らない内に
耳にしていた曲の良さ・多さに聴いて驚け!ってなもんで
SLADEを知らない若人にこそ、お勧めな一枚かもしれません。
グール 上 (創元推理文庫)
マイケル スレイドがちょっとブームになっている。
内容が内容だけに、万人にお勧めの作家ではない。
ペーパバックの書評ではよくキングになぞらえてあるけど、あまり共通点はない。
主人公であるカナダの騎馬警察の面々は、個性豊かで、魅力的。
サイコミステリーの犯人像は、だれのどの作品でも似たり寄ったりで、
この作家も、レクター博士の呪いを抜けきっていない。
登場人物、主役を含めて、に対する奇妙な冷淡さが、特徴的。
Apollo 13 [VHS] [Import]
この映画は実際に起きた「アポロ13号奇跡の帰還」を描いた作品ですが、映画の中で描かれている事全てが事実というわけではありません。 映画という「芸術作品」として仕上げるにあたって、ラストへ向かってよりドラマチックに、あるいは緊迫感をずっと維持するために…多少の味付け、(事実ではない)演出はしてあります。 「ビューティフル・マインド」にしてもそうですが、ロン・ハワードという人は、この「味付け」の加減が非常に巧くて感心します。物語に引き込まれ、最後にはしっかり感動させられます。 音楽も良い。
Slade Live: The Live Anthology
スレイドかっこいい!その上4枚もライブが聴けるなんて、チョーお得でお買い得。
歌よしノリよし、でも最初のALIVE!が一番最高。同時代のライブレコードのなかじゃあ、
フェイセスの「馬の耳に、、」と並ぶ出来だと思います。