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不動心 (新潮新書 201)

松井 秀喜
おすすめ度:★★★★★
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これぞサムライ魂
おすすめ度 ★★★★★

言わずと知れた野球界の大スター、松井秀喜選手が自分のものの考え方、
見方をストレートに綴った本。

野球が大好きで、実直で、真面目で、努力家、そして人間としての
優しさと強さを併せ持つ、松井選手の人間味が文面から滲み出ている。

自らののことを「天才ではない」と言い放ち、ここまでの野球人生の
キャリアを築いてきたものは、全て出逢ってきた野球の恩師、
友達、そして家族のおかげと言いきる。その謙虚さ、慎ましさ、
そして過去を振り返らず愚痴も言わない芯の強さはまさにサムライ魂
そのものです。

読んでいて、感銘を覚え、野球人としてというより、一人の人間として
ますます松井選手のことが好きになりました。松井選手を目指して
野球を始める少年は幸せです。文武両道、心・技・体が備わった
松井選手を蔭ながら応援していきたい、そんな爽やかな気持ちに
させてくれる本です。




プロ中のプロ。
おすすめ度 ★★★★★

松井の不動心、考え方は凄い。普通この手の本は
「どうだ、オラオラ!俺ってすげえぜ!」という内容だったり明らかに第3者が書いた感じが
するのだが、この本には松井の正直な気持ちが綴られていると感じます。
あの明徳戦の時の気持ちや、骨折した時の気持ちの持ちようは人間味もあり、松井をもっと
近くに感じれます。
松井自身は才能がなく、努力を続けてきたと書いています。にわかには信じられません。
ですが、試合後の素振りやトレーニングを重ねてきた、それが結果に繋がっているのも事実
です。
この本を読めば、気の持ちようが実生活にどんな影響を与えるか理解できます。お勧めします



仕事の行き詰まりにも参考になります
おすすめ度 ★★★★☆

骨折して試合に出られない期間を、焦らずに内省を深めていたのがうかがい知れます。
柔軟な思考を持つと同時に、自分の中にぶれない軸を持つ。
その重要性に気づかせてくれました。

最近の氏の活躍が、なお頼もしくなります。



松井選手の真摯な気持ちがつづられているなあ
おすすめ度 ★★★★★

彼が骨折していたときに野球人生を振り返って書いたものである。松井選手の真摯な気持ちがつづられているなあという感じがしました。

野球とは失敗のスポーツである。打者であればせいぜい3割ぐらいが成功である。どうやって失敗と付き合うかがポイントである。とはいうものの、失敗が当たり前になったらいけないのである。どうやって成功につながるかを試行錯誤する必要がある。過去を悔やむよりも未来につなげることが大事である。未来につなげるためにも努力することが大事なんだろう。

勝負強さってなんだろう。運で決まることもあるだろうが、その前の準備段階を大切にすることが大事である。その状況をうまく整理してどうすればいいかを決断すること。決断したからには、そのプレーに集中すること。相手がいることだから、思った結果が出ないこともあるが、いけると思ったものには100%捉えられる準備をすることだろう。運に身を任したらいけないのだ。

いきなり応用問題が出されても解けないし、仮に解けても、理論的な裏づけがないとまた解けなくなるから、自分の足場を固めていくことは必要である。一段一段階段を上るように目標設定をしていくんだろうな。



小6の娘に読ませたい
おすすめ度 ★★★★★

 松井選手の誠実な人柄がそのまま行間ににじみ出ている。静かにそして強く、彼の人間としての大きさがひしひしと伝わってくる。テレビで観る彼の印象ではわかり得なかった、より真摯な生きることへの取り組む姿勢は学ぶべきことが多い。
 特に小学生の時に父親から送られたことば「努力できることが才能である」は勉強することにも、バレエのレッスンをすることにも中途半端な気持ちでいる小学6年の娘に伝えると共に是非この本を読ませたい。


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